中村こずえのSUNDAYHAPPYMAP

2018.10.15

全国各地の個性的な駅舎!

「なるほど!ニッポン調査隊」

先週に引き続き、日本の玄関口「東京駅」の前からお届け!

10月14日は「鉄道の日」!ご存知でしたか?
1872年10月14日に、日本で最初の鉄道が開業しました。
そして、1921年10月14日には「鉄道開通50周年」を記念して、東京駅北口鉄道博物館がオープンしました。
東京駅に鉄道博物館があったんですね。のちに秋葉原へ移り、現在は埼玉県大宮にありますよね。

そんな東京駅
赤レンガ造りの丸の内駅舎の設計を手掛けたのは、建築家の辰野金吾さん。
駅舎の南北2か所はドーム型の天井になっており、天井には羽を広げ稲穂を持った鷲のレリーフが配置されています。この鷲のレリーフは「鷲が稲穂を持って飛来し、そこから日本の稲作は始まったとする伝説」に由来しています。
そして鷹の下には緑の丸い飾りが8つあって、中には干支が描かれています。
干支は12あるのに、なぜか8つしかありません。

残りの4つが、最近、発見されました。辰野金吾さんの郷里、唐津に近い佐賀県武雄市にある武雄温泉楼門という建物の2階の天井に彫られているんだそうです。こちらも辰野さんの設計なんですね。

そこで、晴の輔さんが今回調査したのは、「全国各地の個性的な駅舎」!

晴の輔さんが好きだった駅舎は、「旧長野駅」!
長野冬季オリンピック前は、仏閣型の駅舎でした。
五輪でご臨終・・・
善光寺の玄関口を意識したあの駅舎をいつか復刻してほしい!

そして、現存する個性的な駅舎、たくさんありました!

まずは、北海道虻田郡倶知安町にあるJR函館本線の「比羅夫駅」!
何と!駅舎が民宿になっています。なので、列車を降りて17歩で到着!
「どんな地図にも載っている日本一探しやすい宿」となっています。

群馬県利根郡みなかみ町にあるJR上越線の「土合駅」は、「日本一のモグラ駅」!
というのも、地下82mと恐ろしく深い場所にある駅。
そのため、およそ10分、486段もの階段を下らなければ、ホームに辿りつけません。
階段横にはエスカレーターの設置スペースが確保されていますが、今のところ設置されておりません。

福井県小浜市にあるJR小浜線の「加斗駅」は、
駅に理髪店が入っていて、加斗駅でカットができます。
理髪店のご夫婦は駅の管理もされているそうで、たとえ理髪店が定休日でも、切符売り場を開けるため駅舎に通い続けているそうです。ちなみに理髪店は現在、完全予約制となっているそうです。

そして、鳥取県八頭郡にある智頭急行智頭線の「恋山形駅」!
1日の平均乗降人はわずか3人ほどだそうです。この小さな無人駅が「恋がかなう駅」として人気になりました。
きっかけは平成24年に、駅名に「恋」がつく全国に4つしかない駅を持つ鉄道会社が集まり「恋」をテーマに連携し地域活性化を図ろうと「恋駅プロジェクト」を発足。
限定発売した「恋駅きっぷ」が大人気で即完売、その波に乗って智頭急行が独自の取り組みで、駅舎をピンクに塗り替えてリニューアルオープン。
駅名標もハート型でピンク、ゴミ箱も椅子もフェンスもミラーも全て、とにかく塗れるところは全てピンクなんだそうです。
あとは、駅長が林家ペーパー師匠になれば完璧ですね。
1日の平均乗降人はわずか3人ほど・・・三角関係にならないもんですかね・・・

高知県長岡郡大豊町にあるJR土讃線の「土佐北川駅」は、鉄橋の上にホームがあります!
「空中の無人駅」、「鉄橋上の秘境駅」などと呼ばれているそうです。

香川県三豊市にあるJR予讃線の「津島ノ宮駅」は、1年に2日しか営業しない、日本一営業日が少ない駅!
子供の守り神がいるとされる津嶋神社の8月の例大祭の時だけ、わずか2日の間に5万人を超す親子連れがこの駅を訪れるそうです。8月の例大祭の時以外は、神社のある島への橋も閉ざされ、駅も全列車が通過します。

この中から、こずえさんが選ぶ、一番インパクトのある駅は・・・
ピンクの「恋山形駅」に決定!!
ホームで結婚式なんてことも出来そうですよね!
みなさんもぜひ訪れてみてくださいね!!

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    パーソナリティ
    • 中村こずえ
      中村こずえ
      中村こずえ

      中村こずえ

      10月1日生まれ 天秤座。TOKYO FMアナウンサー出身。
      10代のころから今に至るまで、日本各地を旅し、47都道府県すべて訪れている。海外旅行も大好き。
      美味しい顔を見たくて(本当食べることが好きで)料理好きに。
      ワーキングマザーとして「簡単・テキトー・安い・早い・うまい!」をモットーとしたレシピ本を三冊出版している。
      スポーツはテニス、スキー、ゴルフ…すべて夫がコーチ!
      朗読の舞台公演や、講師の顔も持つ。

    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。