すまん。すまん。遅くなってすまん。
スマン。スマン。オスマン・サンコンである。
暑さでやられる“コクショ”さゆりである。
何しろバタバタ慌ただしいのよ。「日大 大麻問題」仲間は みんな連絡してきて「漫才協会の外部理事」なんだから「日大でも外部理事」ってのはどうよ?そこへ「ビッグモーターのゴルフボール問題」私も昔 除草剤やってたものだから心苦しいのよ。そして「ジャニーズ問題」だろ。もう尻に火がついたように忙しい。てなわけで報告が遅れましたが立川談春の女性弟子「こはる」が「立川小春志(こしゅんじ)」となって真打に昇進しました。めでたし。
7月30日「明治記念館」で お披露目パーティ。500人近く集まる大盛況。前座、二ツ目、あわせて17年間の修行の後の出世である。宴の途中そっと消えたなと思ったら「新真打のお色直しができました」だと。これにゃおどろいた。花婿にドタキャンくらった花嫁の趣き。
週刊ポストにも書いておいた。右の写真は「これが重婚だ!」
小春志の お父さんお母さんが大爆笑しているのに、また笑った。
一応 私と好楽が主賓席。真ん中が「ひるおび」。左が談志の長女。右が談志の長男。
前列右より91歳 野末陳平。不思議な新真打。私。「親亀の背中に~」の前田隣の未亡人。ベン村さ来夫人 藤本芝裕。後列右、談志長男。ベン村さ来。好楽。寄席文字 橘右橘。うしろの舞台では談春と花緑が喋ってる。
宴も最後。大締めのあいさつと三本〆を任された頼りになる私。立川流一同ズラリ居る所へ私、アメリカンジョークでうけまくる。新真打も「泣き笑い」。師匠談春も涙をぬぐう。小春志の右肩の所に志の輔の龍角散的笑顔がみえる。よかった、よかった。
談志師匠の「こはる、よくやった」という声が聞こえた気がした。
2023年8月11日
高田文夫
2025.10.13
第143回『オール日芸IN金沢編』
この歳になると なかなか仲のいい連中と泊りがけで旅に行くなんてことはない。 談志からは「若い連中や後輩には なるべく想い出を作ってやれよ」と言われた事を数年前に思い出し...
2025.10.06
第142回『太田から森田芳光まで』
まだまだだと思っていたら もう10月。 そして もう今週、金沢でLIVEだよ。 「オール日芸寄席IN金沢」である。 東京以外で めったに見られない私と爆笑問題・太田...
2025.09.29
第141回『牛丼もイイネッ!』
彼岸だ。ン? もうあけた? 古来より「暑さ寒さも彼岸まで」とか。それが今では「暑さ寒さもゆがんでる」となる。 「セプテンバーレイン 九月の雨は切なくて」か・ ...
2025.09.11
第140回『ザ・芸能界』
もう何十種類になるのだろうか。名刺代わりの「千社札」である。「まだまだ高田文夫」が残り少なくなってしまったので新作 「喜寿」バージョン。シンボルカラーの「紫」を地に「もう...
2025.08.28
第139回『高田文庫』
坂本九のCDが3枚入ったアルバム「坂本九」が出た。あれから40年の夏だった。 粋な人で落語ができる私を可愛がってくれた。 こういう人とのふれあいが 芸能人生にとっ...