#86 ROSE LABO 代表取締役社長田中綾華さんをゲストにお迎えしました！

毎週金曜日の21時20分からお送りしています「望月智之イノベーターズ・クロス」

パーソナリティは、株式会社いつも取締役副社長の望月智之とホリプロアナウンス部の高橋茉奈です！

様々な分野で活躍するプロフェッショナルな方々「イノベーター(革新者)」をゲストにお迎えして、実業家でプロのマーケターでもある望月が、「その分野の未来に向けたお話」を伺う番組です！

望月智之イノベーターズ・クロス

イノベーターはROSE LABO 代表取締役社長田中綾華さん！

田中綾華さん

1993年生まれ、東京都出身
大学を2年次に中退後、大阪の食用バラ農家にて修業

2015年に独立し、
「”食べられるバラ”を通して世界中の女性を美しく、健康に、幸せに」を
理念とした、ROSE LABO(ローズラボ)株式会社を設立

“食べられるバラ”の栽培、バラを配合した加工食品や、
化粧品などの商品開発、販売を行なっている

2019年には、マイナビ農業アワードで最優秀賞を受賞

ROSE LABOの事業内容

望月：「ROSE LABO」とはどんな事業をしているのでしょうか？

田中：埼玉県深谷市で、土と農薬を一切使わずに食用のバラを栽培しています。
食用バラは、サラダやデザートの飾り付けに使われることが一番多いですね。

高橋：バラが原料の化粧品も作られているんですね。

田中：そうですね。
もともとは飲食店に食用バラを納品するというビジネスモデルだったんですが、最初は需要と供給が合わなかったですね。
自分が毎日愛情を込めて作ったバラを自分の手で捨てるのが嫌で、冷凍保存にしそれを活用しジャムや化粧品にしました。

ROSE LABOが取り組む６次産業

望月：田中さんは、「６次産業」の農家としてセミナーや農業高校での講演などもされていますが、「６次産業」とはどういうことでしょうか？

田中：生産（１次産業）だけでなく、加工商品開発（２次産業）も販売（３次産業）も全てを一貫して取り組むことが６次産業です。

望月：全てを一貫して行うことは大変ではないですか？

田中：すごく大変ですね。
１社で３社分の動きをするので、それに伴うスキルや知識も必要です。
大変ですが、いろいろなことを知ることができるので楽しいなと思います。

ローズバリアスプレー誕生のキッカケ

望月：「ROSE LABO」の大ヒットした商品の１つに「ローズバリアスプレー」というのがありますね？誕生のキッカケは何だったんでしょうか？

《ローズバリアスプレー》バラを加工したローズウォーターにサトウキビ由来のエタノールを加えたもの

田中：私が敏感肌で、商業施設に入っている手指消毒スプレーが痛くて使えなかったんです。敏感肌用にあればいいのにと思っていました。
また、1回目の緊急事態宣言の時に、売り上げが一気に止まってしまったので、大量にバラが余ってしまったんです。
これを活用する方法として、手指消毒やマスクに使える多機能スプレーが作れるのではと思い、作りました。

次回も引き続きROSE LABO 代表取締役社長田中綾華さんにお話を伺います！