望月智之 イノベーターズ・クロス

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2020.05.04

#6 アートで日本を楽しくする会社 『株式会社OVER ALLs』代表取締役社長 赤澤 岳人さんをお迎えしました!

毎週金曜日の21時20分からお送りしています「望月智之 イノベーターズ・クロス」

パーソナリティは、株式会社いつも 取締役副社長の望月智之とホリプロアナウンス部の高橋茉奈です!

様々な分野で活躍するプロフェッショナルな分野の方々「イノベーター(革新者)」をゲストにお迎えして、実業家でプロのマーケターでもある望月が、「その分野の未来に向けたお話」を伺う番組です!

イノベーターズクロス

今週のイノベーターはアートで日本を楽しくする会社 『株式会社OVER ALLs』代表取締役社長 赤澤 岳人さん!

赤澤 岳人さん
1981年 京都生まれ。
2011年 大手人材派遣会社の営業リーダーとして勤務 。「人材による事業承継」をテーマに社内ベンチャー起業。
2016年 ポートレイトペイントカンパニーというアートユニットを立ち上げる。 その年、画家の山本勇気さんと『株式会社OVER ALLs』を設立。自社のアート作品のビジネスを拡げるべく、企画・プロデュースを手がけている。 アートで「楽しい国、日本」を実現する! “企業理念を絵にする”壁画の会社「OVER ALLs」代表 。

望月:今週から2週にわたって、赤澤さんが考えていらっしゃることをお伺いしていきましょう!

高橋:オフィスから繋いでいただいているということで、画面越しにオフィスに飾られている壁画が見えます。オフィスの1階には、「OVER ALLs STORE」という店舗があり、現在は新型コロナウィルス感染拡大の関係で休業中ということですが、「現代のアート」が購入できるお店だと伺いました。

赤澤:「現代のアート」と今仰っていただいたのですが、我々はその点に拘りを持っています。バンクシーという英国を拠点とする匿名のストリートアーティストが有名かと思うのですが、彼は、現代人に向けて今響くもの、こういうメッセージを伝えたいという想いがありますよね。

「現代アート」と言ってしまうと解釈が難しいものも含まれるのですが、「現代のアート」とすることで現代の人に響くメッセージをもった作品を並べて販売するという空間を作ったのが「 OVER ALLs STORE」です。

高橋:『株式会社OVER ALLs』とはどういった会社と言えるのでしょうか。

赤澤:一言でいうと、アートの制作会社になります。事業の柱が2つありまして、法人向けのオフィスや店舗の壁に直接絵を描く壁画事業。もう1つは消費者に向けてアートストアという形でアートを販売する事業です。

高橋:赤澤さんの今日着ていらっしゃるお洋服が、よく見ると、赤澤さんの似顔絵が並んだシャツに見えるのですが、あっていますか?

赤澤:弊社の季歩というアーティストが書いた似顔絵をプリントした洋服です。これも「ICCHO-LA」という商品名でオーダーを受けている商品です。人前に立つときなどに使っていただくことが多いです。面白い社長の話は皆さん聞いてみたいと思いますよね。

企業理念を絵にするオフィスアートとは

望月:企業理念を絵にするオフィスアートとは、なかなか他では類をみない切り口なのかなと思うのですが、どういったアートなのかお聞かせいただけますでしょうか?

赤澤:僕らはよく「働き方革命」と言っているのですが、一人一人が楽しく働くには、制度設計も大切なのですが、一人一人が会社の行いに対しての「共感」が必要なのではないかと考えます。その共感は誇りにも繋がり「ウチの会社良いことやっているじゃん!」と思えることが大切です。文言や数値で示すのではなく、壁画というアートにすることで、自分の会社が世の中の役に立っているということを感じることができるのですよ。このことを促していくことが、労働時間云々といったこととは違う次元で働くことを楽しくする要素だと思います。

インスピレーションを受けた国「アメリカ」

高橋:赤澤さんがインスピレーションを受ける場所や国はありますか?

赤澤:インスピレーションを受けたのは、アメリカです。「楽しい国、日本」にしたいという想いをより強くしたのは、アメリカ人の楽しむことに対する貪欲さを目の当たりにした時でした。

すごいなと感じたことの一つの例が、アメリカの「Arts District」というエリア施策です。倉庫街や工場があるあまり治安が良くない場所に対して各州がお金を出して、アーティストを集めて壁画を描きました。そして、その壁画を見にくる人たちが集まり始めると、コーヒーを売ろうかというビジネスが始まるわけですね。コーヒーを売り始めたら、人々が滞留するようになり隣でタコスの販売が始まる。そして、雑貨屋や服、ホテルが参入してくるといった具合です。

結果、当初は倉庫としてしか使えていなかったものが、エリアの価値が上がり、壁画の費用も回収できるわけです。こういったアートで街を活性化させていくという発想には刺激をいただいています!

高橋:まだまだお聞きしたいことがありますので、引き続き次週も宜しくお願いいたします!

この日の放送は、期間限定でradikoタイムフリーサービスで聴くことができます。

<5月8日(金)までの期間限定!radikoタイムフリーで聴く>

番組名:「望月智之 イノベーターズ・クロス」

放送日時:2020年5月1日(金)21時20分~21時40分

パーソナリティ:望月智之、高橋茉奈

タイムフリー:http://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20200501212000

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    パーソナリティ
    • 望月智之
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      望月智之

      株式会社いつも 取締役副社長
      東証1部の経営コンサルティング会社を経て、株式会社いつも を共同創業。
      同社は中小・大手メーカーに向けてのECの総合支援企業として、数多くの企業に戦略とマーケティング支援を提供している。自らはデジタル先進国である米国・中国を定期的に訪れ、最前線の情報を収集。
      デジタル消費の専門家として、消費財・ファッション・食品・化粧品のライフスタイル領域を中心に、ブランド企業に対するデジタルシフトやEコマース戦略などのコンサルティングを手掛ける。
      2019年に『2025年、人は「買い物」をしなくなる』、2021年に『買い物ゼロ秒時代の未来地図』を上梓。

    アシスタント
    • 高橋茉奈
      高橋茉奈
      高橋茉奈

      高橋茉奈

      生年月日:1992年12月4日
      出身校:法政大学経営学部市場経営学科卒業
      所属:ホリプロ アナウンス室(アナウンサーズ・ルーム)
      趣味:フェレット育成、坂道アイドル研究、温泉巡り、ギター
      資格:温泉観光士