ゴールデンウィークも後半ですね。
お仕事の方もいらっしゃると思いますが、
お休みの方は、どうぞ初夏の陽気を満喫してくださいね!
お車の方は、渋滞にはまってしまっても、
適度に休憩を取りつつ、どうぞ安全運転を心がけてください。
さて、都内のお出かけにおすすめの展覧会をいくつかご紹介します!
まず、
「八木亜希子 LOVE&MELODY」の
「3分でポン」でも取り上げられた
「ミュシャ展」。

約6m×8mの大きさで、20枚もの大作『スラブ叙事詩』が展示のメインで、
世界で初めて、全20作がチェコ国外で一堂に会したことで注目されています。

「3分でポン」では、今後国外に出ることはないかもしれないとのお話で、
「奇跡の展覧会」とも言われていましたよね。
くるくる丸めて持って来たという、
「スラヴ叙事詩」の展示風景が、Youtubeにアップされていました。
https://youtu.be/kMRPaNp2yNQ

見上げる程大きいので、私は忘れてしまったのですが、オペラグラスをぜひお持ちください!
ミュシャは、アール・ヌーヴォーを代表する画家で、
今回の展覧会を観るまで、華麗で装飾的な美しい絵という印象が強かったんですが、
『スラブ叙事詩』は写実的に描かれていて、ミュシャのイメージが一変しました。
さらに、祖国チェコのために描いたポスターや
ミュシャがデザインした紙幣や切手なども展示され、
チェコ国民のための画家としてのミュシャの姿も示されます。
もちろん、美しい女性の姿を描いた「四つの花」や「四芸術」も観られるので、
ミュシャという1人の画家を多面的に知ることができる展覧会です。
ミュシャ展は、六本木・新国立美術館で、6月5日までです。
そして、同じく六本木の東京ミッドタウンの中にある写真歴史博物館で行われているのが、
「幕末明治の写真家が見た富士山 この世の桃源郷を求めて」。
日本で写真が撮られるようになったのは、江戸時代末期。
開国後、外国人向けのお土産として、写真が撮られ、
富士山は、そうした写真のモチーフとして人気を集めたんだそうです。
この企画展では、「横浜写真」と呼ばれた、そうした土産物写真の中から、
約130年前の富士山の姿を写した写真がたくさん展示されています。
130年前の日本の姿にも驚きますが、
私がそれ以上にびっくりしたのは、写真に手作業で色が塗られていること!
保存状態がとても良い写真が、しかもカラーで展示されているので、
明治時代にタイムスリップしたかのような気分が味わえます。
新国立博物館など、六本木にいらしたら、ぜひ足を延ばしてみてください。
「幕末明治の写真家が見た富士山 この世の桃源郷を求めて」は、
東京ミッドタウン内、FUJIFILM SQUARE 写真歴史博物館で、6月30日(金)まで。
入場無料です!
そして、銀座のPOLA MUSEUM ANNEXで行われているのが、
Alan Chan「HELLO GINZA!」。

世界を舞台に活躍するデザイナー、Alan Chanの個展で、
Alan Chanが1975年に初めて訪れて以来、愛着を持っている銀座の写真と、
それをもとにした映像作品が展示されています。
映像は、壁一面に映し出され、銀座の街が万華鏡のようになった映像が観られます。
変わらないビル、全く見覚えのない建物など、街の変遷が分かり、見入ってしまいます。

Alan Chan「HELLO GINZA!」は、銀座のPOLA MUSEUM ANNEXで、6月4日まで。
こちらも、入場無料です。
さて、明日、私は、朝8時30分からの
「八木亜希子 LOVE&MELODY」、
そして、お昼15時30分からの
「スイスイサタデー 〜カロ・ソリーゾ!」の中継で、
ゴールデンウィークのお出かけスポットに出かけます!
放送もぜひお聞きください。