連日の猛暑、体に疲れが溜まってきていると思いますが、
食事と睡眠をしっかりとって、体調を整えてくださいね。
そして、水分補給、汗をかいたら塩分も補って、
休憩をこまめにとって、冷房を適度に使って、熱中症を防いでください。
熱中症警戒ポイントを、
「草野満代 夕暮れWONDER4」の中でお伝えしています。
「高齢者、お子さんは、より熱中症になりやすい」
「水分補給は少しずつ10分おきに」「夜や室内も油断は禁物」など、
繰り返しになっても、命を守るための情報ですので、
日ごろの行動に反映していただけたら嬉しいです。
さて、暑いのでお部屋で読める本をご紹介します。
ベストセラー、河合雅司さんの『未来の年表』の第2弾、
『未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること』を読みました。

累計46万部を突破した第1弾に続き、5月に発売された第2弾もベストセラーに。
それもそのはず、第2弾も、
人口が減っていく日本の姿をデータで追い、
年表で分かりやすく突き付けた第1弾に負けない迫力!
例えば、電車のダイヤ。
今は、乗り降りに時間がかからないので、
都心では数分おきの緻密なダイヤで運行されていますが、
高齢者が増えていくと、乗り降りにも時間がかかり、今のダイヤは維持できなくなる...。
お店などサービス業の現場もスムーズにいかなくなりますし、
若者が減るので、警察・消防をはじめ、体力が必要な仕事に従事できる人も少なくなります。
お店が減っても、配送でカバーしようという意見もありますが、
そもそも、配送のお仕事に従事する人も減っていくので、
今の便利な社会を、このままの姿で維持することはとても難しくなるのです。
会社に起こる変化も、思い当たる節がありますし、
街に起こる変化も、亡くなった自分の親戚などを思い出すと、他人事とは思えません。
それでも、データで悲観的なことを挙げるだけでなく、
後半には、個人で出来る対応が記されています。
特に「おわりに 豊かな日本をつくりあげてきた〝大人たち〟へ」という章を、
多くの方に読んでいただきたいです。
多くの方に『未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること』を読んでいただいて、
危機感を共有して、「戦略的に縮む」ためにできることを考えたいです。