音楽プロデューサー・ベーシストの亀田誠治さん登場。
数多くのアーティストを手掛ける音楽プロデューサーに
なるまでの道のり、そして現在の活動、
さらに実行委員長を務める「日比谷音楽祭2021」について伺いました。
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「日比谷音楽祭2021」
今年5月29日と30日の2日間、
東京・日比谷公園を中心に「日比谷音楽祭2021」という
ライブイベントを開催予定、自身は実行委員長を務めている。
無料で誰もが参加できるボーダーレスな音楽祭で、
2019年に初開催。去年は新型コロナウイルスの影響で、
現地開催を中止し、配信などでの開催を余儀なくされた。
今年は人数を限定し抽選制のチケットで、オンライン生配信も実施。
フリーのイベントではあるが、新しいお金の流れを
作りたいと考えていて、協賛金や、音楽のワークショップなどを行うことで、
行政からの助成金を募っている、また一般の方からも
クラウドファウンディングを行っている、開催の背景には今の人々の
心のモヤモヤのようなものを音楽で盛り上げていきたいという思いがある。
東京のセントラルパーク「日比谷公園」
日比谷音楽祭には、音楽で親子孫三世代が
共有できる場を提供したいという思いがある。
今は昔と違い、スマホ1つでたくさんの音楽を調べ、
出会うことができる。どちらが良いというわけではなく、
いろんな音楽を、様々な体験の仕方が
出来る場所を提供したいと感じた。
ある時ニューヨークのセントラルパークで
「サマーステージ」という無料のコンサートが行われていた。
駆け出しのアマチュアバンドから、マライア・キャリーなどの誰もが知っている
スターまで、国境やジャンルを超えて、様々な音楽が一同に介している。
日本にもこんな音楽の場があれば・・・と思っていた矢先、
日比谷公園から音楽祭のプロデュースを依頼された。
プロデューサーに至るまで
学生時代から自身のバンドでデモテープを作り、
オーディションを受けたりしていた。
しかし、スタジオに行くと、自身が担当するベースではなく、
ボーカルやギターの仲間に注目が集まるが多くかった。
ただ、スタジオでエンジニアやプロデューサーの仕事を見ていると
自身のやっている事の延長だと気づき、とにかくにスタジオに通い続けた。
ある時「曲を書いてみないか?」と声をかけられ、あるアイドルグループの
曲の作曲・アレンジまでを手掛ける事となった。
だんだんと曲作り全体を担うようになり、
名実ともにプロデューサーとして認められるようになったきっかけは
椎名林檎さんの楽曲作りに携わった事だと感じている。
最近では、「YOASOBI」の2人と対談し、
自身は若い時は、ここまでの考えはなかったと感銘を受けた。
常に若い世代は前を走っていると感じていて、学ぶ事も多い。
時には引っ張っていったりする事で
切磋琢磨しながらより良い音楽を作っていきたい。
音楽のデジタル化
海外と日本の音楽のデジタル化は大きく異なり、
欧米に比べると、日本の配信での音楽の広がり方は弱い。
そこには日本の物を大切にする気持ちや人への思いなどが
作用していて、とても素晴らしいことだとも思うが、個人的には
サブスクリプションや配信はもっと広まって欲しいと考えている。
出来れば有料会員という形で登録して音楽を楽しんで欲しい。
新しい作品や音楽が生まれるチャンスを増やしてくれるのは
聴き手の意識がとても大切になってくる。
その反面、イントロだけを聴いてザッピングするような
聴き方ばかりもして欲しくはない。それは聴き手だけの問題ではなく、
作り手に「配信向けのイントロを作れば売れる」
という認識になって欲しくないという思いがある。
仕事が自分をアップデートしてくれる
今年5月29日と30日の2日間、東京・日比谷公園を
中心に「日比谷音楽祭2021」を開催予定。
日比谷公園全体を使って、親子孫三世代で共有できる場を
提供するべく、様々なジャンルの音楽が楽しめる、
ボーダレスな無料のライブイベントになっている。
今年は新型コロナウイルスの影響で、誰でも楽しんで欲しいという
思いから、オンラインでの生配信も予定しているため、
日本全国の人に楽しんでもらいたいと考えている。
屋外でのライブには気持ちの良いうってつけの季節で、
1年でもっとも晴れの多い時期を選んだ。
昨年開催できなかった分、なんとか世の中のモヤモヤを
音楽を通して払拭したいと考えている。
今後の、目標や夢はたくさんあるが、
それがどんどんモチベーションになっている
様々なプロジェクトを同時進行する事で
仕事が自身をアップデートし続けてくれている。
いろんなアーティストと仕事をしているが
それぞれ同じやり方では、良い音楽は絶対に作れないと感じていて、
1つ1つが学びであり、貴重な出会いだと感じている。
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