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2020.07.24

THE ALFEEの、高見沢俊彦さんの作家としての活動。

THE ALFEEの、高見沢俊彦さん登場。

昨年45周年を迎えた、THE ALFEEの活動。

結成した当時のお話。

そして、作家としても活躍!

著書『秘める恋、守る愛』について伺いました。

 

オフィシャル・サイト コチラ

 

デビュー46年目

大学時代に「THE ALFEE」でメジャーデビューしている。

今年でデビューから46年目で、

元々は、友達付き合いの延長で始めたようなバンドで

ここまで続くとは当時、思っても見なかった。

結成当初は、他のバンドの楽曲や、他者から提供された曲を

演奏するのがメインだったが、あまり思うようにいかず、

自分達で作詞作曲をするようになり、16枚目のシングル

「メリーアン」という曲で、初めてオリコントップ10入りを果たした。

デビュー当初は、かまやつひろしさんや、研ナオコさんのバックバンド

などもやっていた。長く続いている理由はバンドの全員が穏やかな

性格だったからという事が大きいと感じている。

 

小説家・高見沢俊彦

小説家としても活動していて、

2018年に1作目となる『音叉』という小説を出版、

今年4月に2作目となる小説『秘める恋、守る愛』を出版している。

エッセイ本を出した事をきっかけに、編集者の推薦で、

小説を出すこととなった。1作目の『音叉』はミュージシャンが

題材となっているが、自身を投影しているわけではない。

今は描きたいモノが自然と湧き出てきて、

1年後に2作目を出版という、とても早い間隔での執筆となった。

2作目『秘める恋、守る愛』は、実際のドイツの史実をベースに、

「何を秘めて、何を守っていくか」をテーマに、

読むだけで、ドイツを旅したような気分になれる本になっている。

 

動き出すキャラクター

著書『秘める恋、守る愛』は、少し愛の薄れてしまった、

倦怠期を通り越してしまったような、夫婦が娘に会うべく

ドイツに行くというストーリーで、それぞれが色々な悩みを背負っている。

特に、男性のメンタルを色濃く描いている。

書き上げる前に、ある程度あらすじや、キャラクターの性格などは決めているが、

基本的には書き進めながら詳しい、ストーリーを作り上げていて

自身の生み出したキャラクターが勝手に動いているような感覚。

特に『秘める恋、守る愛』に関しては、冒頭の流れだけを最初に考えていただけで、

あとは話が進んでいくにつれて、どんどん変わっていった。

小説も音楽と似ていて、作り上げて初めてわかることが多い。

 

クリエイターの性分

今年の春の自粛期間は、例年行っていて

ツアーやライブなどの活動も出来なかったため、

楽曲制作に力を入れていて、7曲もの新曲を書き下ろした。

また執筆活動も捗っていて、 新しい小説も徐々に出来上がりつつある。

自身の好きな「歴史」をフィーチャーした作品になる。

今までの恋愛小説とは一風変わった作品で、

音楽と同じで、常に新しい作品を生み出していきたい。

ステイホームで少し体を休める事も出来たが、

自分が自分であるために、何かを作る事を辞められない性分になっている。

仕事以外のプライベートでは、合間を見つけて、

体力維持のために運動や筋トレを行っている。

 

創作者だからこその経験

自身2作目となる小説『秘める恋、守る愛』は

ドイツ・ミュンヘンを舞台に、娘の元を訪れた50代の夫婦の物語。

過去・現在・未来と時間が交錯する中で、

人を思う心の変化に注目して欲しい。

女心を描く時は、男性の裏返しを表現するようにしていて、

ドクトル・ジバゴなど、様々な作品で得た人生経験を自身の小説に反映している。

音楽も小説も、作品を作り上げた時点で自身の手から作品が離れる。

そして聴き手や読み手の感想を聞いた時、

それが自身の発見・経験に繋がってくる。音楽も本も捉え方は

人それぞれで、創作者として、曲を聴いてくれる人、

本を読んでくれる人の心が豊かになればと思っている。

今後もまずは、デビュー50年を目指し

今のTHE ALFEEと共に歩んでいきたいと思っている。

 

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