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2019.03.18

#50 和歌山県 「和歌山県海南市が全国の鈴木さんに助けを求めている!?」の巻

いきなりですが、あなたは「鈴木さん」ですか?

 

昨年、明治安田生命が発表した「全国名字ランキング」を見てみると、

第3位が「高橋さん」、推定人口がおよそ143 万人。

第2位が「鈴木さん」、推定人口がおよそ182 万人。

そして、一位が、「佐藤さん」!推定人口は、およそ194 万人。

やはり「佐藤さん」は強いですね!苗字ランキング2位の「鈴木さん」、実は「東日本だけでのランキング」では、第1位なんですって。

この「鈴木」姓の発祥の地、ルーツとされる場所があるんですよ。どこだと思います?和歌山県です。西日本!?と突っ込みたくなります。僕はてっきり静岡県かと思っていました。

鈴木姓発祥の地は、和歌山県海南市にある「鈴木屋敷」なのですって。今、この鈴木さん発祥の地がピンチを迎えているそうです。パンチ佐藤、ピンチ鈴木!…どういうことなんでしょうか。

 

海南市 企画財政課 課長補佐 藤田倫成さんにお話しを伺います。

 

 

晴の輔 企画財政課に鈴木さんはいらっしゃるのですか?

 

藤田「『企画財政課』にはいないですね。当方の市役所にも鈴木さんは一人しかいないのです。」

 

晴の輔 あれ?海南市って鈴木さんが多いのではないですか?

 

藤田「人口5万人程度の市なのですけど、そのうち『鈴木さん』は159人しかいないのです。」

 

晴の輔 …あ!そうなのですか!!でも鈴木姓発祥の地ですよね?

 

藤田「『鈴木屋敷』が鈴木姓のルーツと言われていまして、昭和17年・1942年に122代目の鈴木さんが亡くなられてから、ずっと空き家状態なのです。

 

晴の輔 えっ、そのお屋敷はどのような状況なのですか?

 

藤田「もう朽ち果ててしまって…

ただ平成27年に『鈴木屋敷』が海南市内にある藤白神社という敷地内にありますもので、そこの敷地全体が国史跡に指定を受けました。そこで文化財として復元する運びとなりました。計画として2020年から2年ほどかけて、江戸時代の和歌山県の様子や、鈴木屋敷を描いた

紀伊国名所図会』を参考に復元する計画です。」

晴の輔 それは貴重な文化財ですよね。でも復元には莫大なお金がかかります。

 

藤田「めちゃくちゃお金がかかります(笑)計画上では、約1億5千万円かかると言われまして。国などから、約6割・9千万円ほどの補助金が出ることになるのですけど、残り6千万円は所有者である、藤白神社の負担になります。市としても何とかしなければと考えて、『企業版ふるさと納税制度』が活用できることになりました。」

 

晴の輔 ふるさと納税の、企業版なのですね!

 

藤田「今年の1月から本格的にお願いしております。」

 

晴の輔 集まり始めているのですか?

 

藤田「国内企業で鈴木といいますと、自動車メーカーの『スズキ』さんをイメージされるかと思います。」

 

晴の輔 そうですね、世界のスズキですからね。

 

藤田「『スズキ』の鈴木修会長とはですね…平成25年に、“全国の鈴木さん海南市にいらっしゃい”ということで、『全国鈴木サミット&鈴木フォーラム』を開催させていただいたんですが、その時に…」

晴の輔 (笑)

 

藤田「鈴木会長にもおいでいただいて、基調講演をしていただいたんですね。そのご縁もありまして、スズキ株式会社から200万円ほどご協力いただきました。」

 

晴の輔 個人でも寄附はできますよね。

 

藤田「多くのお問い合わせをいただいております。早ければ4月からクラウドファンディングによる、ふるさと納税『ガバメントクラウドファンディング』を実施する予定です。」

 

晴の輔 全国の鈴木さんに、この現状を知っていただくPR強化のことを、【鈴木強化】(…京香)と呼んでよろしいでしょうか?

 

藤田「(笑)」

 

晴の輔 最終的に鈴木屋敷が復元されて、目指せ!スズキランド!じゃないですか。

 

藤田「(笑)」

晴の輔 送迎の車はもちろんスズキで!

 

藤田「面白いですねえ。すいません、そのアイディアいただいてよろしいですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。

 

今、お題が来ました!「立川という名前が存続危機になりました。晴の輔さんはどうする?・・・

『存続に向けて立ち上がる』  それとも  『諦める』 どっちだ!?晴の輔」

 

 

んふふふっ、立川という名前というか、亭号ね。これは江戸時代後期から続く、歴史ある亭号です。僕の大師匠である立川談志が、大きくしました。

 

 

 

 

 

えー、決めました!

 

 

 

 

 

 

迷わず『存続に向けて立ち上がる』

 

 

 

そりゃそうですよ。亭号がないとね、仕事出来ませんから。本名では無理ですからね。立ち上がりますよ、あ、僕は男です。

 

 

 

 

 

 

今日は、「和歌山県海南市が全国の鈴木さんに助けを求めている!?」というトピックスでお届けしました。

全国の鈴木さん、あなたのルーツです。あなただけが頼りです。是非助けてあげてください。あ、鈴木さんでなくても寄附出来ますよ!ね、本田さんでも、豊田さんでも、松田さんでも、手助け出来ます!

 

そんな「海南市の鈴木屋敷」に

 

それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。

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      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。