あさナビ

2019.02.08

幻冬舎の見城徹語る読書論。

2月4日(月)からは、

株式会社幻冬舎、代表取締役社長の、

見城徹さん登場。

多くの方に影響を与えている「見城語録」と「読書論」

さらに最近始めたツイッターとフォロワーとの交流など

伺いました。

 

幻冬舎 HP コチラ

ツイッター コチラ

755 コチラ

 

 

2月4日(月) 「読書論」

読書とは、読んで終わりではなく、

読んだことを、どう感じ、

そして自分の人生に活かす事が出来るかが大切。

自身は幼少期、あまり周りと馴染めない時期があり、

そんな時、読書をしている時だけは、

自分だけの世界に没頭し、

楽しいと感じる事が出来た。

中でも夏目漱石の「こころ」は、

自分を見つめ直すきっかけを与えてくれて、

「こころ」に出会わなければ

今の自分は無かったとも思っている。

 

 

2月5日(火) 「圧倒的な努力」と「熱狂」

物事と向き合うとき、常に大切な事は、

「圧倒的な努力」と「熱狂」だと考えている。

いつか終わりが来る人生、

常に何かに夢中でありたいという思いが強い。

何か良い作品が出来る時、それは必ず

たった一人の熱い思いから始まり、

熱意が周囲に広がり、人の何倍もの努力

が重なって、初めて良い作品やプロジェクトが出来上がる。

自身も、石原慎太郎さんに初めて会う時、

石原さんの短編を暗記し、その思いが認められ、

仕事に繋がったという経験がある。

そんな仕事への姿勢が、今の見城徹、

そして幻冬社を形成しているのかもしれない。

 

 

2月6日(水) 「読書という荒野」

自著「読書という荒野」には

「夢や希望は豚に食われろ」という一文がある、

本当に何かを成し遂げる人々は、

夢や野心を口にする前に、

既に圧倒的な努力を初めている、

そして、夢を実現したときに、

「これが自分の夢だったんだ」と噛みしめれば良い。

という意味が込められている。

自身も今でも、自己嫌悪と自己検証の日々で、

明日、今日とは違う景色を見るためには、

一歩前に進む必要がある。

 

 

2月7日(木) 衰退する出版業界

幻冬社を設立して以来25年間、

出版業界は徐々に衰退していっている。

書店は半数程度に減り、読者も減っていく中、

出版社の数だけは、ほとんど変わっていない。

そんな中で売上を上げるのは極めて難しく、

他社とは違う、圧倒的なコンテンツが求められる。

スマホやゲーム、SNSの流行、

今後も紙媒体での、本の売り上げが

伸びる可能性は低い。

時代の流れに逆らうことは出来ないが、

文学や情報は必ず、残っていく物で、

今後の出版業界では、表現の方法が問われていく。

 

 

2月8日(金) SNSの力

ここ数年はSNSで発信する事にも注力している。

堀江貴文さんとサイバーエージェントの藤田晋さんに

「755」というSNSに誘われたのがきっかけで、

当初はスマホで文字を打つことすら

ままならなかったが、自身の投稿に感動を

受けてくれる人も多く、少しずつ良い感触を

覚えるようになっていった。

2018年12月からは、ツイッターも始動、

なんと1週間でフォロワーが4万人にもなり、

より多くの人に情報を発信できるようになったが、

その分心無い意見も目に入ってしまう事もあるため、

SNSのメリット、デメリットを痛感しながらも、

生活の一部になりつつある事に驚いている。

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