入院前の駆け込み需要的な仕事がかなりありましたが、すべてを無事に終えることが出来ました。
お医者さんからは検査の結果「やる気ホルモン」(もちろん専門用語はありますが忘れました)がほとんど出ていないと指摘されていました。
しかしかえって目の前にクリアしなければならない事があったことが幸いして、少ない「やる気ホルモン」でもなんとかなることが分かったので、機会があれば学会で発表したいと思います。
(なんの学会なんだよ!)
「どうして休むのですか」という質問が今でもちらほら届いていますので、改めて今回の経緯を書いておきます。
今思えば8月の下旬頃からなんとなく頭が痛いという日がありました。
そして9月に入った途端に激しい頭痛に見舞われ、食事も睡眠も取れないという日が4日以上続くという初めての体験をします。
あちこち病院に行き検査をした結果、脳の中にある下垂体に初期の腺腫(良性の腫瘍)が出来ていて、そこからごく微量の出血があったための頭痛になったという診断でした。
そりゃまぁいくら鎮痛剤を飲んでも効かない訳だと思いましたが、出血がなければ頭痛も起こらず、造影剤を入れてのMRI検査も行う事はなく腺腫は発見されなかったとう訳です。
発見された腺腫はそのまま経過を見たり、投薬で治療したり様々な選択肢がありますが、私は先生と相談の結果鼻から内視鏡を入れて取り除く手術を行う決断を下しました。
下垂体はホルモンの分泌に関わる脳の部分で、術後はそのあたりの数値を見ながら退院の時期を決めるので、大変に申し訳ないのですが今のところ番組復帰は10月下旬から11月上旬としか言えません。
以上の事を放送でどこまでお伝えしようか随分と悩み様々な方に相談もしましたが、結局しゃべり出した瞬間の自分の気持ちに任せようとなりました。
その結果、10月4日(火)の4時台と5時台でお聴きのように、私の知る限りのことをほとんどお話いたしました。
お見舞いメールも数多く頂きましたが、同じように下垂体腺腫の手術をした方が10名近くいたのには驚きましたし、私などよりはるかに大変な経験をされた方も多々いらっしゃいました。
そういった方々が、程度の差はあれ今は普通の生活をされていると教えて下さった事が、私にとっては何よりの励ましとなったのでした。
ネットで調べればいやはや参ったなぁという記述も出ては来ますが、今は私の様々な疑問に答えて下さった先生に、これからもあれこれ伺いながらなんとかこの事態を乗り切ろうと思っています。
休みを頂いている間に、私の仕事仲間の皆さんがアベンジャーズの如く登場してくれるので、どうか変わらずのご愛聴の程をよろしくお願いいたします。
という事でしばらくは「ラジオの人」もお休みさせていただきます。
では行って参ります!

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