「月曜日午前2時45分に出社したが、設備メンテナンスのため全館停電。エレベーターも停まり照明もすべて消え社内は真っ暗.ところどころに置かれたランタンの明かりを頼りにスタジオに入った。パソコンもプリンターも使えないので番組準備のしようもなく、石田ディレクターと世間話。なんだかキャンプファイヤーのようだった。」
「あさぼらけ」の今週のテーマ「きのうの日記」を書けばこうなります。
その昔、放送中に都内が大規模停電になり、放送電源は自家発電から確保できたもののパソコン等は全く使えなくなったことを思い出しました。
しかし、あの時は昼間に近かったのですが、夜の停電となるとかなり暗い中での作業となります。もちろん非常用の照明が点灯しますが、これも「さぁさぁもう寝なさい。小さいほうの電球にしときますよ」的な明かりだと思います。
もはや就寝時間を過ぎた修学旅行の大部屋で、好きな子の名前を一人一人告白している時間のようであります。
午前4時になると徐々に電源が復帰しましたが、停電時に社内はこうなるという経験もできました。
①夜は暗い。社内も相当暗い②おそらくランタンはない③パソコン、プリンターは使えない④CDルームのパソコンで検索ができない⑤トイレは水洗が流れない⑥センサー付きの蛇口は水が出ない⑦エレベーターは動かない等々です。
放送中に大規模な停電が発生した場合、自家発電によって放送の電波を送ることができても、情報の入手手段がかなり限られます。身の回りに起こったことを伝え続ける時間が発生する可能性もあるでしょう。
問われるなぁ。パーソナリティーの力が……
関西に住んでいた幼い頃、よく台風が直撃しました。停電の中、親は床上浸水を心配しているのですが、幼かった私はロウソクの明かりので過ごすことになんだか妙にワクワクしたことを思いだします。
放送中の停電。想定しておかなければならないことではありますが、これにはまったくワクワクしませんねぇ。

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