番組にメールをいただいたご縁で、今回は男子柔道100キロ級で銅メダルを獲得した羽賀龍之介選手を親戚の叔父のような気持ちで応援させていただきました。
柔道男子監督の井上康生さん、男子60キロ級高藤直寿選手、そして100キロ級の羽賀龍之介選手はよく寿司を食べに来ましたという内容のメールでした。
ラジオネームは「六ちゃん」。寿司をよく食べに来たということはお寿司屋さん?と思い調べてみると小田急相模原駅と東海大相模高校の間に「六ちゃん」という寿司屋があるではないですか。
尋ねました、さっそく。頼みました。選手たちが食べたという
様々な刺身が乗っている「おまかせ丼」。おいしかったです。
そしてご主人の「六ちゃん」こと紅林秋男さんにお話を様伺いました。
この地にお店を出して50年。以来ご近所の東海大相模高校の柔道部と野球部の御用達の店になり部員たちとの深い絆が生まれたそうです。
高校生のために半額や量を3倍にした「おまかせ丼」をずっと食べさせてきました。山下康裕さんも原辰徳さんもこの丼を食べたそうです。
ですからお店にはお二人の若き日のツーショットの写真が飾られています。
紅林さんは早朝に市場に買い出しに行く道すがらカーラジオで「あさぼらけ」をお聴きになっています。ということは早朝5時前後に行われる羽賀選手の試合は車のなかで?と思ったら買い出しはお孫さんにまかせて自宅でテレビ観戦をされていました。
そんな紅林さんに羽賀選手の銅メダル決定の後、電話でご出演いただきました。お兄さんや家族に連れられて店に来ていた羽賀選手を幼き頃から知っていた紅林さん。
向こう気の強い少年だった羽賀選手の試合は、目の前のテーブルを投げ飛ばす勢いで観ていたそうです。まだ体が震えているとも言っていました。
今は「おめでとう!」と言ってやりたいとおっしゃっていました。
羽賀選手がいつ頃「六ちゃん」に顔を出せるかわかりませんが、その際には彼が苦手なキュウリ抜きの「おまかせ丼」を思う存分食べてもらう事でしょう。
「ろくちゃん」のご主人、紅林さんの半生を17日水曜日の「あけのかたり人」でご紹介をさせていただく予定です。
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