今回は、有楽町のスタジオに百獣の王・武井壮さんがお越しくださいました。

『日曜日のそれ』には２０１４年８月以来の出演

、鶴瓶さんとは“お久しぶりです”という武井壮さんは、

自身の出演したタイ映画が２本公開されます。

「聞くことがいっぱいあるんですけど」

「タイ（の映画界）はどないして行くの？タイの人は武井壮知らんやろ？」

と切り出す鶴瓶さん。

「５０歳になったら映画とかを始めようと思っていて」と語る武井壮さん。

そこには確かな計画性と行動力がありました。

５０歳を迎えた年から世界の映画界を目指して営業を始めたという武井壮さん。

そのタイミングでゴルフのティーチングプロの資格を独学で取得していたことから、

シニアツアーへの出演が可能に。

まずはそこで、タイのシニアツアーへの出場を目指してタイの滞在を決めたそうです。

昨今のタイ映画の盛り上がりを受け、

滞在中に現地のコーディネーターやキャスティング担当と食事を兼ねたミーティングに参加。

「予算とか条件とかの関係で日本からタレントを呼びづらいけど、

日本人役できちんとしたタレントがほしい時には私をよろしくお願いします」

と営業を重ねたそうです。

その結果、２本の映画にどちらも日本兵役として出演。

目標であった“世界の映画界への進出”の第一歩を踏み出しました。

鶴瓶さんはその行動力に関心。

「昔に俺らもご飯食べて飲んでしてて“あ、そんなんしようや”って言うて

そっから仕事に発展してっていうのが多かってんけど、向こう（タイ）でもできるんやね」

と驚いたご様子。

武井壮さんの計画性は出演交渉だけでなく、出演が決まってからも。

英会話学校からのスポンサードにより交通費等を

映画チームに負担させることなく出演が可能になっているという武井壮さん。

費用の面でも海外進出へのハードルをぐっと下げる計画を練っていました。

それには思わず鶴瓶さんも「うまいことやるなぁ」と感心。

目標へ向かう確かな計画性と行動力、そして持ち前の運動神経が

“うまいこと”噛み合った映画出演でした。

そんな俳優への挑戦、世界進出は自身の兄の遺志を継いでのこと。

タイ映画『TA BONG PLUM』ではレッドカーペットとプレミアに出演し

現地の人々の熱狂を体感。

『URANUS 2324』は初日興行収入１位を獲得、

現地でのヒット作となり初の海外映画出演は成功を収めました。

タイでの公開後に、向こうのショッピングモールで食事をしていると

武井壮さんを見て声をかけられるほどだそうですよ。

他にも、実際の撮影現場でのお話や、お芝居の自主練、

鶴瓶さんが過去に“やりづらかった役”のお話、

武井壮さんのこれまでの人生の歩みなど、

盛りだくさんでお送りいたしました。

<８月１８日にお届けしました曲>

さらさら　／ スピッツ

キリがないから　／　藤井風

僕のきもち　／ MISIA

エンディングテーマ曲は「日曜日の夕方フレンド / 堀尾和孝」です。

「日曜日のそれ」では、みなさんからいただいたメール＆ハガキを読まれた方に

鶴瓶師匠が歌う「姉ちゃんへ」のＣＤをプレゼントしています。

ラジオ、テレビ、落語、ライブ、旅、海外と忙しい鶴瓶師匠です。

ぜひどこかで見かけた時は、その様子をメールまたはおハガキに書いて

送ってくださいね。

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また、この番組はポッド・キャスティングで聴くことが出来ます。

毎週火曜日に更新されます。

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