齋藤さんがプロデューサーを務めるのが現在、
横須賀の猿島で開催中の「Sense Island　-感覚の島- 暗闇の美術島」。
世界中で活躍している国内外のアーティストたちによる
作品を通して、訪れた人が自分自身と向き合い、
感覚が研ぎ澄まされていくような体験ができるアートプログラムです。

猿島の夜は真っ暗で、いつかああいうところを使ってみたいと
思っていた齋藤さん。
その猿島でどんなことが待っているでしょうか。

「最近はいろいろな場所でイベントが行われていますが、
ライトアップとかイルミネーションとかだいたいは
暗いところを明るくしようとするんです。
それはそれで間違っていないんですけど。
いまは全国でアートイベントが行われていて、
ともすればどこでやっても同じものになってしまうし
展覧会でも最近はどこでもスマホを見てしまい、
みんなずっと写真を撮ってしまう。
人間にはいろんな感覚が備わっているのに、
フルで使えていないと思うんですよね。
だから一回情報発信を外して、いろんな作品を通して
自分ってなんだろうと感じて欲しいです。」

Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島　

一般会期＝2019年11月3日（日）～12月1日（日）木金土日及び祝休日
時間＝17:30-21:30 ※日没以降
会場＝猿島公園（神奈川県横須賀市猿島１番）