ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2026.08.23

サンデー早起キネマ『猫たちと7000マイルの旅』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”

8/23の3本目は、カタールの路上からアメリカへ!猫カフェオーナーが野良猫の国外救出に挑むドキュメンタリー
『猫たちと7000マイルの旅』

この作品の(人間側の)主人公は、アメリカ・ミルウォーキー在住、客室乗務員 猫カフェ経営者のケイティと、カタールの首都ドーハで野良猫を救出しているパキスタン出身の施工管理者ウマイル。
7000マイルの距離はあれど、猫の支援を日常とする二人を結びつけたのは、「カタールの25匹の野良猫に、米国で里親を見つける」というケイティのバイタリティ溢れる国際支援活動でした。

カタールといえば、世界有数の富裕な国。なのに、なぜ野良猫の国外救出支援が必要なのでしょうか?
実は、急速に発展したカタールは、働き手を他国の臨時労働者に頼り、その数なんと人口の89%!そんな彼らが帰国する時、一緒に暮らした猫を置き去りにするため、野良猫の数が増加し続けているのです。カタールの人口は約300万人、野良猫も300万匹いると言われています。

さて、猫カフェオーナーのケイティは、25匹の野良猫を引き取るため、25個のケージを携え、ミルウォーキーからドーハへ出発。
4日間という限られた時間の中、ケイティを待っていたのは、ウマイルら同志たちとの出会いと、野良猫の移送に関する数々の意義深くも難しい決断でした。

監督は、猫と男性の心温まる絆を描いたドキュメンタリー映画『猫と、とうさん』を手掛けたマイ・ホン監督。

お金持ちの国カタールの野良猫事情には驚きました。多くの外国人労働者たちは、ひと時を共に暮らし癒してくれた猫を連れて帰れず置き去りにし、そんな猫たちの保護に勤しんでいるのも、やはりイラン、インド、ヨルダンなど様々な国から来た方々なのです。
そんな中でケイティの情熱には頭が下がりますし、命を助けるため一生懸命に取り組む方たちを見ると涙が出ます。そして、一生懸命生きようとしている小さい命の健気さが愛おしくてまた涙が…。
1匹でも多く連れて帰りたい、1匹でも野良猫が減って欲しいという切なる思い、何か対策がないものかともどかしさも感じました。

『猫たちと7000マイルの旅』
9月4日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷他公開

公式サイト:映画『猫たちと7000マイルの旅』公式サイト
監督:マイ・ホン 
出演:ケイティ・マクヒュー、ウマイル・カーン、ラナ・マルカウィ 
2025/アメリカ/英語/95分/カラー 原題:25 Cats from Qatar 映倫:G
配給:ファインフィルムズ  
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      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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