おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
4/23は、日韓のとっておきの3本をご紹介。
3本目は、5月5日〜25日までの3週間の限定上映!
35年の時を経て蘇る伝説の屋外ライブ
『Shogo Hamada A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988』

もしかしたら、実際に行かれた方もいらっしゃるかもしれませんね。
1988年8月20日、静岡県浜名湖、湖畔の渚園で行われた浜田省吾さんの屋外ライブ。
当時ソロアーティストの単独イベントとして最大の5万5千人を動員したこの屈指のライブを記録した膨大なオリジナルネガフィルムが4Kデジタルリマスターと5.1chサラウンドミックスで蘇りました。

公開に先駆け、先日トークショー付きの上映会が行われ、興味深いお話が聞けました。
1988年当時は、ライブビデオというものがほとんどなかったそうです。ですから、売り出すためではなく、記録として残しておくためにライブが撮影されたのです。
当時は16ミリフィルムで11分しか撮れません。広い敷地にカメラは13台。
板屋宏幸監督は、この記録映像を撮り終わった時、疲労感だけが残ったと話しています。
そして、倉庫にあった大量のフィルムを映画にしたいと思ったのが2015年。3ヶ月かけてクリーニングし、4Kで1枚ずつ撮影。1秒が24コマですから撮影は1秒につき24回。これには1年半かかったそうです。さらに、音声のミックスなど大変な作業を乗り越え、足掛け5年、今年の3/6、ついに完成しました。
監督は、この映画が完成したことで、あの頃の疲労感が達成感に変わったといいます。

この映画を観て、改めて浜田省吾というアーティストの凄さを、目の当たりにしました。
浜田さんの歌声が力強くセクシーで素晴らしいのはもちろんですが、はっきり聞き取れる彼の魂の叫び、歌詞がスッと心の中にダイレクトに染み込んでくるのです。これには驚きました。
そう!当時33歳の浜田省吾がスクリーンの中でなく、完全に目の前に出現しているのです。
夕陽に照らされピンク色に染まる浜省、しなやかに動く二の腕の筋肉が、首筋に流れる汗が、サングラスで見えないけれどきっと光り輝いているであろう瞳が…とてつもない彼のパワーが画面から溢れ出てくるのです。16ミリフィルムの力なのでしょうか。

そして16ミリフィルムだから、引きの映像の観客は、モザイクの一粒のように見えます。でも、そこから何かエネルギーがわーっと湧き出しているのを感じるんですよね。自分もあの日渚園に居て「モザイクの一粒だったんじゃないか」と錯覚してしまうほどです。
つい口づさんでしまう歌ばかり…応援上映会があったら、拳を振り上げ合唱したいです!お願いします‼
1988年にタイムスリップ!若い世代にも伝えたい昭和の最期の伝説のライブ
『Shogo Hamada A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988』
5月5日(金・祝)より5月25日(木)まで 全国の映画館にて限定公開


2026.05.10
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