おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
1/2は、2022年の始まりに相応しい希望の物語を3本ご紹介。
2本目は、音楽史に今も燦然と輝く大スター、デヴィッド・ボウイ伝説の始まりを告げた至高のライブ映画
『ジギー・スターダスト』

1967年にデビューしたデヴィッド・ボウイが1972年に発売したアルバムが「ジギー・スターダスト」です。
5年後に滅びゆく地球を救うために、異星からやってきた架空のスーパースター“ジギー・スターダスト”にボウイが扮し、ロックスターとしての成功からその没落、絶望から復活までを壮大に描いたコンセプトアルバムです。
「ジギー・スターダスト」は、彼のロックスターの地位を不動にしました。

ここに至るまでのボウイの葛藤は、このコーナーでも10月にご紹介した映画『スターダスト』に描かれていますので、
どちらが先でも構いませんが、是非セットでご覧頂きたいです。

ボウイはアルバム「ジギー・スターダスト」を引っ提げて日本を含む大規模ワールドツアーを敢行。
このドキュメンタリーはその最終日、1973年ロンドンで行われた伝説的ライブを収録、ボウイ自身が製作に関わった生涯最高のライブ映画です。
彼は、この日を境にジギー・スターダストという人格を封印してしまったので、これが見納めということになりました。

音楽も舞台も衣装も照明もパフォーマンスも、50年前とは思えないクオリティ。カッコいいです!
ボウイの「バイセクシャル宣言」や宇宙人を思わせる奇抜な衣装やメイク、パフォーマンスで“ジギー”は、ファンの間で神格化されました。
この時のステージ衣装は、ロンドンでコレクションを発表して間もない27歳の山本寛斎。
監督は、ボブ・ディランのドキュメンタリー映画『ドント・ルック・バック』が傑作と評価されたD.A.ペネベイカー。
そして、この作品の全17曲の歌詞を翻訳したのは、シュガーベイブのベーシスト寺尾次郎。

残念ながら、ボウイは2016年に、そして2018年に寺尾次郎、翌年はペネベイカー、その翌年2020年には山本寛斎が、次々に亡くなっています。彼らを追悼し、デヴィッド・ボウイ生誕75年、ジギー誕生50年という記念の今年、5年ぶりの劇場公開となりました。
50年目のジギー・スターダストに、コロナ禍の今の世の中はどんな風に見えるのでしょうか?きっと「Change!変わるんだ!」って、変化を恐れない勇気を与えてくれますよ。

『ジギー・スターダスト』
1月7日(金)よりBunkamuraル・シネマ、1月28日(金)よりUPLINK吉祥寺他全国順次公開
公式サイト:http://ziggystardust.onlyhearts.co.jp/
出演:デヴィッド・ボウイ(ヴォーカル/ギター)、
ミック・ロンソン(ギター/ヴォーカル)、
トレヴァー・ボーダー(ベース)、
ウッディ-・ウッドマンジー(ドラムス)
監督:D.A.ペネベイカー
配給:オンリー・ハーツ
© Jones/Tintoretto Entertainment Co.,LLC

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