毎回ゲストを招いて色々なお話を聞いているこの番組ですが、今回は今年最後の放送ということで、今年の放送を振り返りながら思い出のゲストや放送の裏話を須田さんと東島さんが二人で語り合いました。

菅官房長官が見せた素の姿とは？

東島：「ニュースアウトサイダー」今年最後の放送になります。

須田：今年、一番最初にゲストに来ていただいたのが菅官房長官でした。２週連続に渡って。一番忙しい時期だったのによく来てくださったなぁと思うのですが、一番印象に残っているのが、実は放送後だったんです。菅さんは選挙区が神奈川県なのですが、元々は秋田ご出身なんですよ。実は私の家内の出身も秋田出身なのですが、秋田県には県民が一番好きなお菓子があるんですよ。

東島：秋田といえば？

須田：「金萬」という白あんが中に入っている饅頭みたいなものなんですけどね。その日に「今日、菅さんが番組に来てくれるんだ」と家内に話したら、「これ、持って行きなさい」とその「金萬」を持たされたんですよ。そして帰り際にお渡ししたら、その瞬間に標準語が秋田弁になって。

東島：グッと近くなりますね。

須田：そう。だからね番組が終わった後なんだけれども、素の菅さんを見たような気がしたんだよね。
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須田：新聞やテレビで見ている以上に親しみが湧くというか心優しい人なんだなと。

東島：当たり前ですが、どのゲストの方もそうですけど、「あっ、人間だ！」というね。ニュースの切り取り方で全く見え方が違うじゃないですか。お会いするまでは自分の中で情報を集めた上でやっぱり緊張してお迎えするんですが、感情があって考えがあって、自分がどう思うか、直接判断できるというのは貴重ですよね。

亡くなる直前にゲストでお越しいただいた津川雅彦さんへの思いを語る！

須田：しみじみしたのが津川雅彦さん。お亡くなりになる直前に出ていただいて、体調も思わしくなかったんだろうと思いますが、無理を押して出ていただいて日本の映画史や俳優という仕事に対する思いの丈を聞けてよかったな、永久保存版ではないかなと思うんですよね。

東島：お体をすごく気にしていたのですが、実際の放送を聞くと、お声と言葉にやはり力のある方で。

須田：やっぱり「本番！」となるとキリッと変わっちゃうんですよ。だから、やっぱり俳優の人というのはカメラが回り始めるとそれまでとは一転してその役になりきるというけれど、スイッチが入ると人間ってここまでピシッとするのかなと感じましたよね。色々勉強させていただいたし、最後に出ていただけて本当に良かったなと思いますよね。
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この後、さらに他のゲストとの印象に残ったやり取りや裏話が盛りだくさんでした。続きはぜひYouTubeでお聞きください。

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