ニッポン放送山内アナ「全く実況にならなかった」と振り返る。ホロ苦デビューとなった96年のジュニアオールスター

ニッポン放送・山内宏明アナウンサー
◆ いつでもみんなのプロ野球!実況アナルームのテーマは“初実況”
「全く野球の実況がなかったんですよね。宮田さんとかの指導を受けていたんですけど、練習していた中でジュニアオールスターの実況の担当と言われて、“え〜”っとびっくりして。実際は全く実況にならなかったんですよね」。
ニッポン放送ショウアップナイターで実況を務める山内宏明アナウンサーは、今から29年前の1996年に行われたジュニアオールスターでの初実況について語ってくれた。
現在はフレッシュオールスターゲームだが、当時はジュニアオールスターという名称で開催されていた。山内アナは「その年のジュニアオールスターの2ヶ月前くらいかな、“え〜、実況の練習していないんですけど、いいんですか”という感じでしたね」と、ジュニアオールスターでの実況を伝えられた時の当時の想いを明かす。
本番当日まで、宮田統樹アナに指導を受けながら準備に明け暮れた。そうして迎えたジュニアオールスター。
「ジュニアオールスターの実況スタイルとして2人のアナウンサーでオールイースタン、オールウエスタンの攻撃の実況を担当する。私はオールイースタン。東側のチームの攻撃の実況をしました。もう一人の方はオールウエスタン、西側の攻撃を担当することになったんですね。選手を取材しようということでイースタンの選手をずっと取材していたんですけど、蓋を開けてみたらイースタンの攻撃というのは、ピッチャーがウエスタンなんですよね。イースタンのピッチャーは取材したんですよ。途中で私もアレっと思って、ウエスタンのピッチャーがどんな人なのか、選手としての特徴を取材できていなかった。攻撃している選手は色々と調べたんだけど、アレ〜っと思って、それが実況ができなかった要因ではないと思うんですけど、まずいなと思いましたね」。
ちなみに翌年もジュニアオールスターの実況を担当し、96年と同じで2人のアナウンサーがイースタン、ウエスタンの攻撃に分かれて実況した。「相手のピッチャーのことを調べようと話を聞けるんだったら聞こうと思って」と前年の反省を踏まえ、守備側の投手についてもしっかりと取材した。
初実況から30年近く経つが、当時取材した選手たちとは今も球団に残っている人とは交流が続いているという。
最後に初実況から経験を積んだ中で、30年前の自分に何を伝えたいか訊くと、「日々の積み重ねが大事だぞと。これですかね」と山内アナ。「日々の積み重ねが大事なんじゃないかなと思って。今日やったことがすぐには実を結ばないけど、いつか、もしかしたら自分にとっては助けになってくれることがあるんじゃないかな。ほとんどないかもしれないけど、無駄ではないということを伝えたいですね」。コツコツと積み上げてきたから今がある。積み重ねてきた経験を武器に、熱い実況をしていく。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
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