ニッポン放送・山田透アナ「昔を振り返ってみると…」新人時代から変わらず“リスナーファースト”の姿勢

ニッポン放送・山田透アナウンサー
◆ いつでもみんなのプロ野球!実況アナルームのテーマは“初実況”
「初実況は何年の何日かは忘れましたが、今までコンビを組んだ解説者が僕の場合、ショウアップナイター以外も結構仕事をしていますので、100人をはるかに超えました」。
アナウンサー生活51年目を迎えるニッポン放送ショウアップナイターで実況を務める山田透アナウンサーは、数多くのプロ野球のレジェンドOBと中継を務めてきた。
「昔を振り返ってみると、伝説に名を残した方々がいらっしゃいまして、古くは巨人のV9戦士、その中では青田昇さん、千葉繁さん、それから高田繁さん、黒江さん。王さんとはオリンピックの中継でバルセロナでご一緒させていただきました。あとはニッポン放送ショウアップナイターは関根潤三さんはもちろん、土橋正幸さん、土井淳さん、全部監督経験者でございまして、名前をあげたらキリがないくらいに100人ははるかに超えました」。
新人時代の印象に残っているやり取り、エピソードはあるのだろうかーー。
「大沢啓二さんという今は亡くなった日本ハムの監督さんなんですが、シュート、スライダーの投げ方を放送中に教わったことがありますね。シュートってこうやって投げるんだぞ、スライダーはこうやって投げるんだぞ、昔の人は腕を捻ったんですよ。今のピッチャーはツーシーム、縫い目の2つのところにかけて真っ直ぐを投げればシュート回転していく。表現方法が直球という表現が少なくなって、フォーシームというんですよね。そんなの日本の野球には必要ないと思っています」。
今年でアナウンサー生活51年目。若い頃に理想とするスポーツアナウンサーに近付いているのだろうかーー。
「自分が追い続けているのは実況ですよね。最近の放送を聴いていると、実況が下手なアナウンサーが多いんですよね。いわゆるトーク番組になっちゃっている。そうじゃないだろうと。解説者の方がいい話をされても、それに食いついちゃって、延々それを話すと聴いている人は“俺は野球を聴きたい、どうなってるんだよ”という人がいっぱいいると思うんですよ。いつも声を大にしているのは、リスナーファーストということなんですよ」。
「リスナーさんが何を求めているか、その話を聞きたいんじゃないだろうって。例えば四球で満塁になった。次の1球に何が来るか、ピッチャーはストライクが欲しいから、バッターはそれを打つ勇気があるかどうかというのがスポーツなんですよ。そこの追求なんですよね。僕がずっと絶叫と言われようが、何しようが、実況中心のアナウンサーでいたいなと思っています」。
今後も、“リスナーファースト”の姿勢は変わらない。
「あなたが聴きたいことをお伝えします。リスナーファースト、あなたが求めていることを伝えるのが使命です。それを上手くできれるかどうかはともかく。それを常に念頭に置いてやっています」。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
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