コロナ渦でリモートワークが普及している昨今、その8割がリモートワークで仕事を進めている職種が、エンジニアです。そしてそのエンジニアは常に人材不足に悩まされているのも事実です。さらにコロナは女性の雇用環境の悪化も生み出してしまっているのが現状です。今日は、女性の雇用状況の改善、IT業界のジェンダーギャップの解決を目指し、昨今のライフスタイルにあった新キャリアとして、女性エンジニアを養成するサービス“Ms.Engineer”を運営する、『Ms.Engineer株式会社』代表のやまざきひとみさんをお迎えしました！

やまざきさんはどうしてブートキャンプサービス“Ms.Engineer”を始めたのですか！？

「コロナ渦で失業率が高まった時に、男性より女性の失業率が3倍も高いという事実を知りました。また日本人女性は非正規雇用の割合が非常に高く、女性の就業人口のおよそ55％が非正規雇用だと言われているんです。一方、コロナ渦でもエンジニアの人材ニーズは無くなるばかりか増えている状況でした。この状況から人材流動が捻じれているなと思いまして、女性のエンジニアを育成することで何か出来るんじゃないかなと思ったのがきっかけのひとつです。またエンジニア業界って男性の方が多くて、女性の比率は2割以下と言われています。このエンジニアのジェンダーギャップが大きいところに何か出来るのではと考えたのも“Ms.Engineer”を立ち上げたきっかけですね。」

実際にサービスを利用した生徒さんからはどんなリアクションが届いているんですか！？

「“Ms.Engineer”の何が良かったですかと伺うと、開口一番『女性だけの環境だったのが本当に良かった』といった風におっしゃる方が非常に多いんです。やっぱり今の職場環境が男性中心だという人がとても多いようで、また技術を習得するプログラムで女性だけというのはうちだけです。女性だけというのもあって質問がしやすかったり、周りの人の状況も分かりやすくて、非常にコミュニケーションが取りやすかったという声が届いています。アンコンシャスバイアスが全く無い環境で学びに集中出来たことが新鮮だったみたいです。また“Ms.Engineer”には女性のキャリアを応援したいというスタンスのメンバーしかいないので、そんな普段の仕事から飛び出した非常にポジティブな環境だったことがとても良かったとも言われますね。」