小さな生物“線虫”を利用して、がん検査ができるという革新的なサービス「N-NOSE」を展開する『HIROTSUバイオサイエンス』の“広津崇亮”さんvol.1

私たちの日々の営みの中で最も大切な事の一つと言っても良いかもしれません、健康。日々の生活習慣、食生活に気を付けたり、規則正しい生活を送ったり、適度な運動をしたりと、様々な観点から健康リスク対策をしている方も多いと思います。それでもやはり自分や家族が病気にかかってしまうことは、残念ながらあります、、、そして病気の中でもとりわけ怖いものの中に“がん”があります。そんな“がん”のリスクを小さな生物“線虫”を利用することで高精度に判定できるというサービス、「N-NOSE」を開発、展開する、『HIROTSUバイオサイエンス』の“広津崇亮”さんをお迎えしました！

「N-NOSE」とは一体どんなサービスなんですか！？

「N-NOSEは尿で調べる、簡便で安価で高精度、そして一度の検査で全身を調べることが出来るがん検査サービスです。しかも15種類のがんのリスクを一度に検査することが出来ます。線虫は好きなものに寄っていき嫌いなものから逃げる性質を持っていて、線虫の一種“シーエレガンス”はがんの匂いが好きだという事を発見しました。さらにすい臓がんのみ特定する線虫を遺伝子操作で作って、世界で初めての早期すい臓がん検査も始めています。」

なぜ線虫を利用したがん検査を始めようと思ったのですか！？

「がん探知犬というのを聴いたことがあると思いますがその研究はかなり前から行われています。ただ犬を使用すると実用化が難しいという側面があります。犬ってすぐに飽きて1日5検体くらいしか検査してくれないらしいんですね。線虫は飽きません。笑また犬の場合は訓練の必要がありますが線虫はその本能を利用するだけなので訓練の必要もありません。線虫は犬レベルの嗅覚を持っているので安価ながん検査サービスが可能だと考えるようになりました。」

GO presents 発見！ファーストペンギン

小さな生物“線虫”を利用して、がん検査ができるという革新的なサービス「N-NOSE」を展開する『HIROTSUバイオサイエンス』の“広津崇亮”さんvol.1