古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

2022.07.25

2022年7月24日放送『カーニバル』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽をミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第36回目のテーマは『カーニバル』。

日本では、単に「お祭り」として、

「カーニバル」という名称が使われることもありますが、

本来、この仮装行列やパレードは、

ヨーロッパ諸国で冬から春にかけて行われる

キリスト教・カトリックの民俗的なお祭りです。

70年代後半、この外国文化の「カーニバル」をタイトルにつけた曲が、

春から夏にかけて、何曲かヒットしています。

今回はそんな「カーニバル」な楽曲たちをいくつかご紹介してきました。

 

まず1曲目は、あおい輝彦さんで「センチメンタル・カーニバル」。

ちなみにこの曲は、2008年に、

同じレコード会社の後輩・芳本美代子さんがカバーしているので、

聞き覚えがある人も、いたのではないでしょうか。

 

 

そして続いて2曲目は、榊原郁恵さんで「めざめのカーニバル」。

1978年発売、榊原郁恵さんの6枚目のシングルです。

1曲目の「センチメンタル・カーニバル」とは真逆で、

恋に浮かれている様子を、カーニバルになぞらえて歌っています。

 

3曲目のカーニバル楽曲は、太川陽介さんで「ムーンライト・カーニバル」。

この曲は、NHKで、

1974年から12年間にわたって放送された音楽番組

「レッツゴーヤング」のオープニングテーマとして、使われていました。

そのため、「レッツゴーヤング」では欠かせない曲といわれています。

番組で使われたのは、2番の歌詞だったり、歌詞も一部違うようですが、

華やかな雰囲気は、変わっていません。

 

お別れの曲は、宝生舞さんで「Carnival」でした。

ここまでは70年代後半にヒットしたものをおかけしてきましたが、

最後は、90年代の曲です。

宝生さんは、すでに女優業を引退されていますが、

活動していた当時、シングルを3曲ほど発売しています。

この曲の作詞は田辺智沙さん、作曲は渡辺善太郎さんによるもので、

今でも一部で人気が高いナンバーです。

番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、

mco@1242.com までお寄せください。

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2022年7月31日(日)17:30〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

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パーソナリティ
  • ミッツ・マングローブ
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    ミッツ・マングローブ

    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。