観音温泉 るんるんタイム

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2023.11.02

【第143回】観音温泉「正運館」お部屋の魅力とは?

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えしている「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが一緒に観音温泉ゆかりの人や場所を訪ねてお送りしています。今回は、観音温泉「正運館」のお部屋に伺いました。

―今回は「正運館」の広間にやって来ました。改めて「正運館」とはどんな所でしょうか?

鈴木:私の父は小林運正(かずまさ)といいます。父が最初に建てた武道場の建物でして、その名の通り“小さい林に運を正しく運んできた”ということで、運正の名前をひっくり返して「正運館」と私が名付けました。1階には小宴会が出来るスペースがあります。合宿をはじめ団体のお客様は、ここで食事を取っていただいています。とくに学生や生徒さんの場合は下級生に配膳を手伝ってもらっています。

観音温泉るんるんタイム収録風景

―下級生がみんな厨房へ食事を取りに行くんですか?

鈴木:それも合宿の一部ということで。一般に4泊5日程度の合宿では、2泊くらいすると、体が疲れてしまって、食事がのどを通らないメンバーが出てきてしまうといいます。でも、観音温泉で合宿をすると、いつもより多く食べるので不思議だと聞いたことがあります。もしかしたら温泉の効能で、健康的な合宿生活を送ることが出来るのかもしれません。ウェイトリフティングの選手のなかには、いままでの新記録を出すことが出来たと喜ぶ方もいらっしゃいましたよ。

観音温泉るんるんタイム収録風景

―正運館の客室にやって来ました。10畳くらいですので最大4人くらいは泊まれるかと思います。女将が座っているソファーはベッドになるんですか?

鈴木:最近は足の悪い方が多くいらっしゃいます。畳に敷かれたお布団よりも、フローリングの床でベッドのほうがラクだという方も多いんです。正運館は全部で6室ありまして、人数に合わせて泊まれるようにお部屋を作ってあります。アベック(!?)さん用、ご家族用といった具合なんですが、ご家族ですと、年配の方が足を悪くしていることが多いですから。このベッドがあることで、年配の方にも喜んでいただけるんです。

正運館のお部屋からの庭

―ここはお庭がいいですね?

鈴木:そうなんです。造り込んでいない自然の庭にしています。(以前、お話したかもしれませんが)庭の石はお泊まりになった方のお家から寄贈して下さったものです。そこへ自然の草花が生えていって、いまの庭が出来上がっていきました。(庭も)生きている証ですよ。ちなみに、見えている庭は、6月の初めにホタルが出る沢の辺りです。ホタルはこのお部屋まで来ますよ。なので、このお部屋は、毎年6月ごろはすぐに埋まってしまって、ご予約いただきにくくなっています。

観音温泉のホタル(2023年6月撮影)

―お部屋からホタルの乱舞が観られるとは、素敵ですね!

鈴木:せっかく(奥下田まで)足を伸ばして、旅に出た価値はあると思いますよ。正運館は西向きのお部屋となっていて、東側からの朝日が当たらないんです。このため、私のアイディアでお部屋の柱に、全て黒い漆喰を塗って、落ち着いた雰囲気にいたしました。こういったデザインをすることが、私は好きなんですよ。お陰様で、正運館は普段から多くのお客様にご予約をいただいています。なかにはピグマリオン、本館、正運館、産土亭と、全ての館にお泊まりになるお客様もいらっしゃしいます。そうすることでリピートされていても、飽きないとおっしゃって下さるんです。

(鈴木会長×上柳アナの「正運館」レポート、おわり)

鈴木会長と上柳アナ

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?

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パーソナリティ
  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。