伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えしている「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが一緒に観音温泉ゆかりの人や場所を訪ねてお送りしています。今回も、東京・目黒区東山にある観音温泉東京案内所（本社）からお送りします。

一般のお客様の観音温泉の夕食（一部）

―前回は、防衛大学校剣道部の皆さんの合宿の様子を伺いましたが、体育会系の皆さんは、よく召し上がるんじゃないですか？

鈴木：食べます食べます（笑）。でも、食べるのも体作りだから、こちらも気を遣いますよ。競技によって、食事も違うんです。ボクシング部であれば「減量」が大きなテーマとなりますし、重量挙げの皆さんには、食べさせられるだけ食べさせます。例えば、牛乳は2リットルを1本ずつお出しすることもありますし、生卵は、朝・昼・晩の3食に必ずお付けする場合もあります。普通、疲れてくると、人間は食事が取れなくなるんです。ところが、次の日も普通に食べられるのは、「温泉」のお陰ではないかという見方をする人もいます。

観音プリンシプルでの「観音温泉るんるんタイム」収録風景

―普段、私たちがお世話になっていると、合宿の方をお見かけすることはあまりないですね？

鈴木：一般のお客様のご迷惑にならないように、合宿の皆さんには、昼間、日帰り入浴のお客様にお入りいただいている観音プリンシプルをご利用いただいています。また、産土亭の2階は合宿向けの部屋とすることで、出来るだけ、お客様と合宿の皆さんの動線が、交錯しないようにしています。ただ、一般のお客様も、「おはようございます！」「こんにちは！」と、パッパッと規律正しく挨拶される皆さんの姿をご覧になると、感動されて喜ばれている方が多いですね。

正運館

―夏場、観音温泉にお泊まりになると見られる、一つの楽しみかもしれませんね。

鈴木：日大のウェイトリフティング部がいらしていた時には、とても体格のいい皆さんが多かったので、お客様も「あの方たちは、何をされているんですか？」とお尋ねになる方もいらっしゃいました。多くの団体が正運館の2階を使いますので、その場合は正運館も団体の皆さんの貸し切りとして、食事も正運館の広間でお出しすることで、一般のお客様と出来る限り重ならないようにしています。学生さんをはじめ、参加されている皆さんも節度を守って、お客様に気を遣って下さっています。

正運館の横にある第二号源泉

―合宿で生徒さんたちの靴の脱ぎ方が乱れると、女将が厳しく注意されるそうで、先生方からは「女将、よく言って下さいました」と言われるとか！？

鈴木：これは、私が「第三者」だから言えることなんですよ。いまは、教育の方もいろいろ厳しくなって、以前のように生徒1人1人に踏み込めないようになっていますからかわいそうですよ。ただ、学生さんたちの素晴らしい挨拶が、一般のお客様からお褒めの言葉をいただいた時は、しっかり学生たちに伝えるようにしています。叱ることも、褒めることも、合宿の教育の一環じゃないかな。

鈴木会長

（春日部市・としひこさん）

鈴木会長は、体力の維持のために、何かやっていることはあるんですか？

鈴木：何かをやるというのは、全て「リズム」ですよね。「何か○○をやろう」と思って、そこにエネルギーを注ぎこんでしまうと、体力的にほかのことが出来なくなってしまいます。エネルギー（気力）も体力の一部だと思っていますから。動いていることがエネルギーかもしれない。ただ「あれをしよう、これをしよう」とか、神経を使っていたら何も出来ませんよ。全部場当たりです。ただ、（その場ですぐに決めていく、）それがエネルギーです。目的を持って動いていれば自然と運動になるんです。

―観音温泉の敷地は広いですから、それだけでも運動になりますね。秋の観音温泉もいい時期ですので、この番組を聴いていらっしゃったら、ぜひ「縁ノート」にも書き込んでいただけたらと思います。次回は観音温泉からお届けします。

（鈴木会長×上柳アナのトーク、おわり）

『縁ノート』に書き込む上柳アナ

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか？