観音温泉 るんるんタイム

2023.08.24

【第135回】観音温泉「本館」の魅力とは?

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えしている「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが一緒に観音温泉ゆかりの人や場所を訪ねてお送りしています。今回は、観音温泉「本館」の一室から、鈴木会長とお送りします。

本館の部屋にあるかけ流しの檜風呂

―観音温泉のとろみのあるお湯がお風呂をどんどん満たしていきます。今回は「本館」のお部屋にある総檜造りの「満天檜風呂」にいます。番組では定期的に「本館」の平日ペア宿泊券のプレゼントを行っていますが、当選された皆さんは、こういったお部屋にお泊まりになっているんですね。かけ流しのお風呂が部屋にあって、スグに入れる・・・これはたまらないですね!

鈴木:こんな山奥まで来て下さるんですもの、何か特徴がないとね。父は第1号源泉を掘って、第2号源泉を掘る計画を立てたところで亡くなってしまいました。私は2号源泉の掘削を受け継いで、第3号源泉を掘りました。3本の井戸から湧き出した温泉は一旦、高い場所にあるタンクへ上げ、落差を使って、各部屋の風呂に配湯しています。(どのお風呂もかけ流しに出来る)十分な湯量に恵まれています。毎日、お部屋のお風呂も全部抜いて、掃除をしています。

「本館」にて観音温泉るんるんタイムの収録

―私たちも少し早めにお部屋に入らせていただくと、従業員の皆さんが「今ちょっと、お風呂は抜いているんで・・・」と掃除をされています。本当に大変な作業ですよね。私たちがゆったりとお風呂に入れるのも、観音温泉のスタッフの皆さんのお力があってのことだと思います。

(静岡県伊東市・のりおさん、50代・病気療養中)

20代の前半、縁あって勤めた会社の社長の趣味が温泉道楽だったんです。営業に出かけては、何かにつけて、あちこちの温泉に浸かっておりました。あるとき、すごいいい秘湯があると聞いて、仕事の合間をぬって、会社のメンバーと入りに行きました。それが奥下田の観音温泉でした。いまから40年近く前、当時はいろんな施設の整地や開発をしていました。その景観から「大丈夫なのか、ここのお湯は?」と思って入ってみたら、もう驚きました。トロトロのお湯は、もう耽美の輝き。一瞬でツルツルすべすべの肌になりました。しかもこの温泉水、飲むことが出来る。人生初の“悟りの湯”でありました。まだ二度しか行けていませんが、人生でもう一度温泉へ行くとしたらと訊かれたら、間違いなく「観音温泉!」と言います。亡き祖母、両親を連れて入りたかったなぁと、今は思っております。

昭和60(1985)年ごろの観音温泉

―30~40年前に開発をしていたということでしたが、1枚の写真があります。これは今の観音温泉「本館」が出来た頃ですか?周りの山並みは変わりませんし、ビニールハウスがあるところは、ここでトマトを作っているんだなというのは分かるんですが、周りに全然緑が無くて、本当に宅地造成地といった雰囲気です。しかも、他の建物もほとんど無くて、ちょっと今の雰囲気からすると分からないですね。この写真は昭和60(1985)年ごろだそうですが、この建物を県道から入って、不安になる細い道を登って、さらに不安になった所のそのまた奥に、よく建てましたね。

鈴木:早いね、月日が経つのは。でも、こういう場所へボールを投げたのが創業者の父なんです。岩山の岩に杭を打って建物を建てたんです。そういったことが出来る昔の人は、本当にすごいですよね。当時、電気は来ていなくて、自家発電で電気を起こしていました。電話もありませんでした。県道沿いの呼び出し電話まで行っていました。じつはこの写真も、お客様が撮って寄贈してくれたものなんです。この時期を知るお客様も、だいぶ少なくなっていますが、本当に「仲間」ですよね。

「本館」で観音温泉るんるんタイムの収録

―いまの緑の多い観音温泉と比べてみてほしいですね。

鈴木:緑を増やしたのは、私の発想です。いらしたお客様がよくおっしゃったんです。「伊豆というから海があると思って来てみたけど、海がないじゃないか!」と怒られました。じゃあ、「庭を作っちゃえ!」という感じでやったんです。

―本館は全12室、1階から3階まであります。一般客室は4名様まで泊まることが出来ます。ご夫婦2人でご招待という形でしたら十分な広さだと思います。ぜひお越しになってみて下さい。

(観音温泉「本館」のご紹介、おわり)

ガラティア観音温泉(宿泊者専用)

そろそろ夏の疲れを癒しませんか? ご好評につき、今回も・・・

観音温泉『平日』宿泊券(1泊2食付き)をペア1組様に!

 ・お部屋は「本館」・・・源泉かけ流しの部屋風呂付き

 ・往復の交通費は自己負担です。伊豆急下田駅からは事前予約の無料送迎バスがあります。

 ・観音温泉に行きたい理由、住所・氏名・年齢・職業・電話番号を必ずお書きください。

(あて先)

・メール:ue@1242.com (件名に「宿泊券希望」)

・おハガキは、〒100-8439 ニッポン放送 上柳昌彦あさぼらけ 「宿泊券希望」

※なお、宿泊券の転売は、絶対にしないで下さい!

※当選者の発表は、9月7日(木)の「観音温泉るんるんタイム」で行います。

「本館」にて鈴木会長と上柳アナ

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?

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パーソナリティ
  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。