伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えしている「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが一緒に観音温泉ゆかりの人や場所を訪ねてお送りしています。今回は、ウグイスが啼く中庭から、お聴きの方からのおたよりをご紹介いたします。

―4月に三世代でお越しになっていた聴取者の中村さんにお話を伺いました。だいぶ前にお礼のメールをお送りいただきました。

（埼玉県川口市・中村理恵子さん）

先日の番組に出演させていただいた中村です。観音温泉では思いがけず、うえちゃんにお逢い出来た上に、番組にまで参加させていただき本当に嬉しかったです。あの日以来、放送される日をドキドキしながら待っていました。ラジオから流れてくる自分の声を聴き、自分の話したことを聴き、恥ずかしさと嬉しさがないまぜとなりました。でも、高齢の母にとってもいい思い出になりました。母に帰りの下田駅でもお声がけしていただいたそうでありがとうございます。早朝の番組、これからも続けて下さい。

鈴木会長

―ちょうど、私たちスタッフが帰るとき、下田駅に行きましたら、お母様が1人で荷物番と猫ちゃんの番をされていたんですよ（笑）。自分の声をラジオから聴くというのは、貴重な経験かと思います。鈴木会長はご自身の声を、スマホのradikoから大きい音でよくいろいろな方に聞かせていますが、会長はご自身の声をお聴きになってどうですか？

鈴木：だんだん母に似てきたと思う。自分ではキーキー・キャーキャーしている（声だと思っていた）のが、「どうしてこんなに穏やかなしゃべり方になったの」と思ったんです。これは、ウチの母の声。たまに「ああ、似ちゃってる！」と思うことすらあります。怒ったことのない母でしたから。叱られた記憶も無いし、好きなようにしなさいと言われていました。何か悪さをしても、「まあ、将来のお勉強、大変ですわね」という人でしたから。練馬の大泉に住んでいた時は、民生委員なども務めて社会福祉には貢献した女性でしたけどね。

「ただ、そこに」・・・果たして今は、どんな形に⁉

―少し前にフジテレビで放映された「藝大よ、地球を救え」という番組にお出になった大学院生の中野さん、高さんには当番組にもご出演いただきました。佐々木さんという学生の方とオブジェを作られたわけですが、あの番組の感想を本当にたくさんいただきました。

（栃木県日光市・ラジオネーム・恋する式守伊之助）さん

東京藝術大学のドキュメンタリー、拝見いたしました。藝大の学生さんたちの発想や、それを形に出来る能力には脱帽ものでした。しかし、私が最も驚いたのは鈴木会長のお顔でした。ご尊顔を初めて拝見いたしました。「あさぼらけ」内での喋りっぷりとユンボを操縦出来るというエピソードから、私は勝手に女将のお顔を、和泉元彌さん（狂言師）のお母様を、さらに一段、二段と、逞しくさせたようなお顔立ちだと勝手に想像しながら、「あさぼらけ」木曜日を聴いておりました。女将、誠に申し訳ありませんでした。全くの別人がそこにいらっしゃいました。

鈴木：（穏やかな顔と思われたんですかねとの問いに・・・）観音様が後を押して下さっているんじゃないかと。（そうそうたるメンバーのなかで、TVでも堂々としていたのは）私、（出演されている有名人の方が）誰も分からないんですよ（笑）。有名人だからとくに意識するということも無くて、「人類みな友よ」の感覚で動いていますから。

上柳アナと観音様

―あの収録のことについて伺ったら、アルバイトで働いている学生さんたちを、女将が少し厳しい口調で「ちゃんとやんなさい！」と云われたことで、彼女たちも「これは真剣にやろう」と思ったそうなんです。そしたら女将は「よくやった！」と褒められたわけですが、あの叱っているシーンを観た司会のお2人（チョコレートプラネットの長田庄平さん、パンサーの向井慧さん）が、『ヤバイ人が来た、怖っ！』と思われていたそうですよ。

鈴木：本当に優秀な学生さんですよ。普通は一度叱責を受けたら、凹んでしまうものですが、最後までちゃんと全うしたわけですから。若い子たちが育っていくのが楽しみだわ。

（観音温泉・鈴木会長×上柳アナのトーク、おわり）

観音温泉るんるんタイム収録風景

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか？