伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えしている「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが一緒に観音温泉ゆかりの人や場所を訪ねてお送りしています。今回は、観音温泉の「ラウンジ 和」から、お聴きの方のおたよりをご紹介いたします。

―前回は、河津下田道路と旧道（国道414号）の走り比べをやりましたが、女将はよくあの細い道を、何年も通われましたね。

鈴木：天城峠を越えて、河津（湯ケ野）辺りまで来ると、ホッとして気が抜けるんです。なので私にとって（あの細い道）は魔の道なんです。ちょっと怖い。さらに昔は砂利道でしたから。

すれ違いが難しい国道414号（現在は「河津下田道路」で迂回可能）

（世田谷区・酉年のトラックドライバーさん）

昨年の9月、女房と28回目の結婚記念日に宿泊利用させていただきました。露天風呂から見えた満天の星空、さらに優しいスタッフの皆さん、そしてラジオで聴き慣れた鈴木会長の優しい対応。私自身、体格が割といいようなので、鈴木会長からあだ名をつけていただきました。「おデブちゃん」とずっと言われました（笑）。12月には父の誕生日に、両親を誘って2回目の利用をさせていただきました。いい親孝行が出来ました。

鈴木：そんな失礼なこと、私、言ってません（苦笑）。「ふくよかですね」くらいが限界（笑）。出ちゃうのよね。ごめんなさい。

番組収録中の鈴木会長（観音温泉水ペットボトル充てん工場にて）

（和子さん）

夕飯のときに番頭の方と思しき方から、「（観音温泉るんるんタイムの）リスナーの方ですか？」と声をかけていただき、（連泊したお陰で）鈴木会長とも2日目の夕食のときに、お会いすることが出来ました。その上、この間、放送されていた“力こぶのお嬢様”もチェックアウトのときにわざわざ会いに来て下さり、感激いたしました。

―番組では4月に観音温泉水の充てんをしているボトリング工場を担当されている中村結花（なかむら・ゆいか）さんをご紹介しましたが、中村さんにお逢いしたいという聴取者の方がいらっしゃったようで、私もご迷惑をおかけしてしまったのではないかと心配しているのですが。

鈴木：（中村も）意識を持ってくれるから有難いことです。（お客様が注目して下さることで、観音温泉の従業員にも）人間は1人で生きているんじゃないという意識が芽生えてくるんです。お客様の顔が見えることが、1つでもプラスに繋がるといいと思います。宣伝とかではなく、「人の輪（和）」が広がっていくことが嬉しいですよね。

―いま、売店に女将がいらしたりすると、その声を聴いたお客様が「鈴木会長！」と集ってくるそうじゃないですか？

鈴木：そろそろ、私も“観音様”になってきたかしら（笑）！？ 毎日毎日、私も「生かしてもらえている」と思える齢になってきました。

観音温泉るんるんタイム収録風景

（君津市・クジラさん）

（3月11日にいただいたメールですが・・・）先月の20日に、不幸にも妻を59歳で亡くしました。突然の出来事で、悲しみで涙が止まりません。昨年5月に妻の誕生日祝いで行った観音温泉での記念写真が、妻の遺影となりました。平成元（1989）年に結婚して、およそ33年間の結婚生活でした。子供もいなかったので、2人暮らしでありました。かなり夫婦喧嘩もいたしましたが、もうケンカも出来ません。もう少し仲良くしていればよかったなぁと、後悔ばかりしております。このような話は友人にもあまりできないので、うえちゃんと会長に聴いてほしくてメールいたしました。これからの人生、妻の分も長生きしたいと思います。

―いろんな方がいろんな事情をお持ちになって、観音温泉にお泊まりになっているんですね。

鈴木：（お泊まりいただくということは、お客様の）身柄を拘束するということでもあるんです。そして、観音温泉がその最後の思い出の地となることもある。よく「人間は土に還る」といいますが、まさにこれなんだなぁと思います。人間、みんな生きてきた角度は違うけれど、こういう何にもない所は「原点」に戻れるんですね。「もう一回、頑張ろう」というエネルギーを、自然界からいただいてお帰りになるんです。それを私はこれからも大事にしていきたいと思います。最後の「妻の分まで・・・」という言葉がいいですね。（伴侶の方の）位牌を持ってお越しになるお客様もいらっしゃるんです。そんな方には、「その分も一緒に入っていってね」とお声がけしています。お客様も「分かってる！」と元気に声を返して下さいます。皆さん、頑張っていらっしゃいます。これからもよろしく。

―クジラさんも落ち着いたら、またぜひ、お出かけになってみてくださいね。

（鈴木会長×上柳アナのトーク、おわり）

有楽町駅前「熱中症フェスティバル」観音温泉ブース

6/27（火）～29（木）にかけて有楽町駅前で開催された「熱中症対策フェスティバル」にお越しいただいた皆様、お暑いなか、誠にありがとうございました。この夏も、ぜひ観音温泉水などで積極的に水分補給をしていただいて、元気に乗り切りましょう！

観音温泉水

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか？