観音温泉 るんるんタイム

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2023.06.01

【第124回】観音温泉のリピーターが守る、沼津の伝統行事とは?

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えしている「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが一緒に観音温泉ゆかりの人や場所を訪ねてお送りしています。今回は、沼津市の牛臥山公園で、地元の伝統を守っている観音温泉のリピーター、川添孝行(かわぞえ・たかゆき)さん・ゆり子さんご夫妻と、山田文朗(やまだ・ふみお)さんにお話を伺いました。

牛臥山公園にて上柳アナ

―沼津市の牛臥山(うしぶせやま)公園にやって来ました。沼津御用邸記念公園のすぐ近くです。この近くにお住まいの川添孝之さん・ゆり子さんご夫妻は、観音温泉のリピーターだそうですね。

川添ゆり子さん:もう23年くらいのお付き合いです。もう何回泊まったかは分からないですし、月に2~3回はお水を買いに行っています。

鈴木:川添さんは保険屋さんをやっていらしたんです。それで観音温泉にも来られて(お話をするうちに)「(お客様のお宅を回られるときに)観音温泉水を配ったら?」と提案したんです。そして「人の役に立ってる!」とおっしゃっていただいてね。ボランティアのようですよ。私たちの世代になると、もう人が喜ぶことが喜びなんです。

川添ゆり子さん:お水をお渡しすると、本当に皆さん、喜んで下さるんですよ。

観音温泉売店で販売されている観音温泉水

―御主人の孝行さんは地元の楊原神社・大朝神社の氏子さん副代表を務めていらして、今回、代表の山田文朗さんにもお越しいただきましたが、毎年、冬に大変なことが行われるそうですね。

川添孝行さん:毎年1月15日に楊原神社と大朝神社から一基ずつお神輿が出まして、この公園で合流、神事を行いまして、真冬の寒い海へ入ってみそぎをやるんです。「厳冬海中みそぎ祭り」といいます。戦前からあった行事なんですが、戦災で楊原神社が焼けてしまって、神輿も焼失してしまったんです。沼津には海軍工廠がありましたから、街はほとんど空襲に遭ったんですよ。

観音温泉るんるんタイム収録風景

―お2人も若い頃に、みそぎを体験されているんですか?

山田さん:じつは体験していないんです。みそぎをするのは、基本的に新成人なんです。(祭りが復活したときには)もう老体になっていましたから(笑)。皆さん、冬の海から上がってから餅をまいたりするんですが、もう震えてますね。

鈴木:観音温泉には合宿で来ている若い子もいるでしょ?みそぎ祭りの時期と合ったら、ぜひピックアップしようかなと思っているんです。部屋でゲームやっているよりも面白い体験が出来るかもしれないし。若い世代への教育の一環として、こういった伝統行事に積極的に参加する取り組みをやっていくべきだと思うんです。

(川添孝行・ゆり子さんご夫妻、山田文朗さんインタビュー、おわり)

観音温泉るんるんタイム収録風景

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?

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パーソナリティ
  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。