伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えしている「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが一緒に観音温泉ゆかりの人や場所を訪ねてお送りしています。今回は、観音温泉のビニールハウスで、旬を迎える観音温泉自慢のトマトのあれこれについて、観音温泉の由美ちゃんこと、土屋由美子（つちや・ゆみこ）さんにお話を伺いました。

観音温泉の朝食で出されるサラダ

―観音温泉の朝食の楽しみと言ったら「トマト」ですが、これを一手に作っているのが土屋由美子さんです。畝（うね）が何本もあって、植えたばかりのものもあれば、いまが盛りでたわわに実っているものと、枯れ始めているものもありますね？

土屋：トマトを一度に作ってしまうと、一度に採れてしまいます。観音温泉では一年中、お客様に「トマト」をお出ししたいので、ずらして生産しています。夏場は暑すぎたり、冬はそうでもなかったり、思うようにはいきませんけど、ずっとトマトのことしか頭にない状況が続くんです。それでも最近、少し良く出来るようになってきたかなと思っています。

鈴木：大変なのよ。苦労してます。夏はまるでサウナに入ってるかのようです。温暖化になっちゃってるよね。

観音温泉るんるんタイム収録風景

―ハウスのなかって、温度が一定じゃないんですか？

土屋：夏は40℃超えます。45℃になることもありますよ。じつは「トマト」、暑くて湿度が高いのが、苦手なんです。以前は夕方5時を過ぎるとスーッと涼しくなったんです。ここは高原なので。でも、ここ数年、夜の気温が下がらないんです。25℃はありますね。すると夜、トマトが“呼吸”できなくて、活動できないんですよ。

観音温泉るんるんタイム収録風景

―最も小さい苗は、いつごろ植えたものですか？

土屋：4月のはじめです。6月の末には収穫したいと考えています。冬のトマトよりは早く育ちます。枯れるまでは10か月くらいかかります。だんだんとトマトのサイズは小さくなってしまうんですが、花が咲く限りは採り続けます。

観音温泉るんるんタイム収録風景

―トマトの苗自体も成長していくんですよね？

土屋：横へ横へと伸びていこうとするトマトのつるを、上へと引っ張って吊っていきます。上がいっぱいになってしまうと、少しずらして斜めに這わせていきます。実がなるところは出来るだけ、下の低いところにしています。一年中ずっと、このトマトのつるを這わせ方やり通している感じがします。会長、（結構な作業量なので）こんどロボット入れて下さいよ（笑）。

鈴木：最新のAIで動くのね。出来るかもね（笑）。

トマト試食中の上柳アナ

―とは言いながら、由美ちゃんが自然と対話しながら作っていくトマトも魅力の一つなんですけど、じつは、ハウスの場所によっても、生育に差が出るんですって？

土屋：観音温泉のお部屋があるほうのトマトは、朝日が当たって、日照時間も長いので、太陽からいっぱいの栄養をもらって育っています。とくに朝日が大事なんです。逆に西側のトマトは、山を背負うような地形となりますので、日没も早く、ビニールハウスの中でも日照時間が全然違うんです。

上柳：では、由美ちゃんが大切に育てたトマト、1個いただきます。（少し小ぶりですが、プチっと摘んでいただいて・・・）ん！甘い、甘い！瑞々しい！！いつも、観音温泉の朝ごはんでいただている瑞々しさです。

土屋：やっぱりトマトは瑞々しいのが好きなんですよ。口にしたとき、たくさん水分が溢れるような。

鈴木：ちなみに観音温泉の売店で、由美ちゃんのトマトは売ってますから。自ら、立って売ってるかも（笑）！？お世辞抜きで美味しいでしょ？

―観音温泉へお越しの際は、売店で、ぜひ“由美ちゃんのトマト”を手に取ってみて下さい。

（観音温泉・土屋由美子さんインタビュー、おわり）

観音温泉売店で販売される“由美ちゃんの”トマト

5月の観音温泉るんるんタイムは「観音温泉のトマト」プレゼント！

観音温泉の朝食でおなじみ、土屋由美子さんが育てた「観音温泉のトマト」2㎏を、毎週1名様に直送でプレゼントします。住所・氏名・年齢・職業・電話番号を必ずお書きいただいた上で・・・

（あて先）

・メール：ue@1242.com （件名に「トマトプレゼント」）

・おハガキは、〒100-8439　ニッポン放送　上柳昌彦あさぼらけ　「トマトプレゼント」

※メールの受付は5月4日中、ハガキの方は5月4日の消印有効。

※当選者の発表は、5月11日（木）の「観音温泉るんるんタイム」で行います。

ミニトマトも栽培されている観音温泉のビニールハウス

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか？