観音温泉 るんるんタイム

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2022.05.05

【第74回】観音温泉「産土亭」が生まれ変わった!

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが一緒にお送りしています。今回は会長と一緒にリニューアルされた「産土亭(うぶすなてい)」で、設計された亀井竹雄(かめい・たけお、株式会社シック)さんと、施工された小島将夫(こじま・まさお、小島建築)さんに、お話を伺いました。

―「産土亭」は、会長のお父様が昭和38(1963)年に温泉を掘り当ててから、最初に作られた建物ですが、去年(2021年)に伺った際は、改装工事をすると仰っていましたね。

鈴木:2つのお部屋をつなげることで行き来することが出来る、家族3世代で楽しめるようなコネクティングルームに改装しておりました。ぜひ、こちら507号室の扉を開けてみてください。全部、観音温泉のヒノキで作り上げた部屋が広がります!

リニューアルされた「産土亭」507号室にて、鈴木会長と上柳アナ

―(実際に開けて)素晴らしい白木の部屋で香りがいい!手が込んだ作りになっていますね!!今回は、女将の無理難題(?)を、全部聞いて下さった設計の亀井さんと、施工担当の小島さんにお越しいただいています。1年ぶりですね。

亀井:1年前は、女将とどのようにお部屋をぶち抜くか、議論しておりました。苦労した点はやはり、全部、観音温泉の山のヒノキを使って作る点でした。(苦労はありましたが)地元の山の木で、これだけ大きな建物を、ほぼ1軒建てることが出来たのは、本当に素敵なことだと思います。まさに、建築業界の“地産地消”ですね。普通の発想では、全く出来ないことを実現した格好です。最終的には、窓側(の広縁だった部分)の壁をぶち抜きました。

観音温泉るんるんタイム収録風景

―実際に施工された小島さん、本当に素敵な建物が出来上がりましたね!

小島:ありがとうございます。

鈴木:窓からは、お庭の梅の木も眺めることが出来ます。お客様がペットとも過ごしやすいように、部屋は昔ながらの畳ではなく、ビニールウールの畳としたのも特徴です。

亀井:家族の方やお友達など、一緒にお泊まりになる方が、コミュニケーションを取れて、和気あいあいとできるお部屋をということで、ご依頼をいただきました。いまは本当、なかなかそういったお宿も少なくなっているんですよ。

鈴木会長と上柳アナ

―では、新たに壁をぶち抜いて作られた二重のドアを開けて、お隣・508号室へ行ってみましょう。(ドアを開けて・・・)おっ、このお部屋も広い!内装も素敵です。お祖父ちゃん・お祖母ちゃんからお孫さんまで、集えるお部屋になりましたね!!お風呂はどうなっていますか?

鈴木:もちろん、観音温泉のヒノキで作った源泉かけ流しのお風呂をお部屋にもご用意しました。足湯も造りましたよ。こちらのすりガラスのドアを開けて、ご覧になってみてください。

リニューアルされた産土亭の部屋風呂

―うわぁ!素敵な檜風呂!!香りもいい。天井にもしっかり丸太が入っています。全部フラットで、バリアフリーにもなっていますね。

亀井:鈴木会長の要望が、とても大変で(笑)。ご家族や一緒にお泊まりになった方全員で、お庭を眺めながら“裸の付き合い”が出来るようになりました。お部屋もコネクティングですが、引き戸を開けますと、お風呂もコネクティングになってい(て、外側にテラスを設けることで507号室からも、このお風呂に入ることが出来)るんです。

小島:これを実現するのはかなり難しかったですね。デザイン的にも難しかったですから。前例のない建築で、私にとっても自分のためになる、すごい嬉しい仕事でした。

鈴木:これだけ褒めていただけると、本当に嬉しいですね。

設計した亀井さん(右)・施工した小島さん(左)

―ぜひ、皆さんに「産土亭」にお泊まりいただきたいと思いますが、次回はこのお風呂に注目していきましょう。

(鈴木会長×亀井さん・小島さん×上柳アナのトーク、つづく)

観音温泉「産土亭」

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?

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パーソナリティ
  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。