観音温泉 るんるんタイム

2021.08.05

【第40回】観音温泉の調理場を支える男衆

観音温泉るんるんタイムの収録風景

 

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。

観音温泉・鈴木和江会長に、上柳昌彦アナウンサーがたっぷりとお話を伺っています。

今回は、会長と一緒に、観音温泉の「調理場」の一角にお邪魔して、

寡黙な(?)料理の職人さんに、お話を伺いました。

 

―調理場は、皆さん男性なんですね。

 

そうです。“三羽烏”です!

調理長の川村君幸(かわむら・きみゆき)、金田守行(かねだ・もりゆき)、

飯田孫一(いいだ・まごいち)、の3名を中心に回しています。

調理長の川村はお造り中心、金田は煮物が中心で素材を無駄にしない精神が見事、

飯田は前菜を中心に担当していて、和食ですので季節感を大事にしています。

 

川村君幸調理長

 

―川村調理長自ら、あのお造りを手掛けていらっしゃるんですね?

 

川村:地魚は、地元・下田の渡辺水産から仕入れています。

伊勢海老やあわびは、南伊豆の青木さざえ店から仕入れています。

マグロについては、豊洲市場まで出かけて、直接仕入れています。

海が近いので、(ときには)家から船を出して(観音温泉へ)持ってくることもあります。

下田は、金目鯛が名物ですので、海鮮料理にはとくに力を入れています。

 

観音温泉のお造り

 

―煮物担当の金田さんは、これからどんな料理を作られますか?

 

金田:地元の名物、金目鯛の煮つけです。

あとは、桜えびの釜めし!

桜えびも、(静岡の)地物を使っています。

 

目の前の釜で炊き上げられる桜えびの釜めし

 

―前菜担当の飯田さんは、いまの時期、どんな料理を?

 

飯田:とうもろこしですね。時期ですので。

小さく切って、たれを付けて焼いて、焦げ目をつけて。

これに地物のさざえを組み合わせたりして、仕上げていきます。

 

観音温泉の夕食

 

―川村さんは、料理に携わって長いかと思いますが、夏に美味しい魚は?

 

川村:(何年やっているかは)正直、考えたことが無かったですね。

ただ、観音温泉の料理に携わるようになってからは、10年くらいです。

会長の言葉をずっといただきながら、料理を作っています。

(残念ながらこの日は水揚げが無かったんですが・・・)夏はスズキが美味しいですね。

 

観音温泉の調理場

 

―どのくらいの人数のお客様の料理を作られるんですか?

 

鈴木:(取材した日は、週末金曜日ですので)少し多めの60名くらいです。

明日は、(土曜日ですので、さらに多い)70~80名くらいのお客様に

お泊まりいただくことになっています。

(3人とも)季節感をとても大事にしています。

食材はやっぱり地元のものが一番いいですね。

野菜については、(宿泊棟のある場所の)上のハウスから、

新鮮なものを持って来て、そのまま使います。

調理場は3人とも地元の方に支えて貰っています。

お客さまの「美味しい!」というお声が、本当に励みになりますね。

 

(鈴木会長×上柳アナウンサーの観音温泉さんぽ、つづく)

 

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。

お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、

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ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。

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  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。