観音温泉 るんるんタイム

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2021.05.13

【第29回】観音温泉ビニールハウスの“由美ちゃん”のトマト

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。

観音温泉・鈴木和江会長に、上柳昌彦アナウンサーがたっぷりとお話を伺っています。

鈴木会長と一緒に、観音温泉のいろいろな場所を“お散歩”中の上柳アナ。

今回は、観音温泉のトマトハウスで、

栽培を担当している土屋由美子さんにお話を伺いました。

 

鈴木会長・土屋由美子さん・上柳アナ

 

―観音温泉の建物から少し山の上に上がってビニールハウスにやって来ました。

 一面のトマトですね!

 

鈴木:見事でしょ。

   土屋由美子さんが栽培を担当しています。

   元々、ご主人で下田市議会議員もやっていた

   土屋宣夫(つちや・のりお)先生(故人)がトマトづくりをやっていらしたんです。

   だから、最初は“宣夫ちゃんのトマト”ということでスタートしたんです。

 

土屋:私も主人を亡くして、これからどうしようと、心に穴が開いてしまったときでした。

   鈴木会長が「トマトやってよ。お父さんの味を残してあげてよ」と

   声をかけて下さったんです。主人と一緒にトマトづくりをやってはいたんですが、

   子育てがあったり、体も丈夫ではなくて、主人が市議会議員になってからは

   多少は自分なりにやっていたものの、不安はありました。

   でも、今の自分には、トマトしかできるものがないと思ったので、

   始めることにしました。

 

鈴木:お父さん亡くなって、どのくらいになりますか?

 

土屋:もう18年です。

   まさか18年も1人でトマトを作り続けることになるとは、思いもしませんでした。

 

土屋由美子さんと上柳アナ

 

―18年でよくここまでのトマトハウスにしましたね。

 入口の売店では、1袋500円くらいで販売もされていますよね?

 

土屋:少し前まで、トマトハウスもだいぶ古くなっていたんです。

   でも、鈴木会長にリニューアルいただいたんですよ。

   とても自分だけの力では、ここまでのハウスにすることは出来ません。

 

鈴木:もちろん、トマトだけの収益では、ここまでのハウスにはできません。

   元々、ここは農地なんですが、特例で私が農業従事者になることで、

   栽培を可能にしました。

   農業(農地)にはいろいろ(法的)な縛りも多いなかで、

   縛りがいい方向へ向いた例かもしれませんね。

 

観音温泉ビニールハウスのミニトマト

 

―ココのトマトは横に這わせるのではなく、体育館くらいの広さのところに、

 柵を立てて上に向かって伸ばして、ミニトマトが赤く実っていますよね。

 

鈴木:どうぞ召し上がってください。

 

土屋:食べないと、鳥が食べちゃいますから。

   ヒヨドリのつがいが2羽、住み着いちゃっているんです。

 

観音温泉売店で販売される「観音トマト」

 

―美味しい!噛めば噛むほど、甘みが広がっていきます!

 観音温泉で購入も出来ますし、泊まると、朝食などでこの味が楽しめる訳ですね。

 

土屋:(トマトを作ることが出来て)ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

   もちろん、愛情だけは惜しみなく注いで作っています!

 

観音温泉の朝食で出されるサラダ

 

―ちなみに、このほかにはどんな野菜を作っているんですか?

 

鈴木:この上の畑では葉物の野菜を作っています。

   岩山なので根菜類がちょっと弱いです。

   大根も細くなってしまうんですが、その分、甘いです。

   やっぱり、(観音温泉のある場所ですから)水がいいんですよ!

 

(鈴木会長と上柳アナの“観音温泉さんぽ”、つづく)

 

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。

お聴きのアナタからは、鈴木会長への“人生相談”も、

「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。

ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。

癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?

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パーソナリティ
  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。