あなたの周りに「珍しい」と言われるスポットはありますか?
9月23日に開業した西九州新幹線。新幹線の開業は、2016年の北海道新幹線「新青森~新函館北斗」間以来になります。もう6年前になるのですね。今回開業した西九州新幹線は、佐賀県の「武雄温泉駅」と長崎県の「長崎駅」を結ぶその距離66km。福岡県の博多駅から長崎駅へ移動する場合は、特急列車の乗り継ぎも含めてですが、これまでより約30分も短縮「博多~長崎」間が最短で1時間20分。九州の移動が楽になりました。
現段階では、博多駅から特急で「武雄温泉駅」まで行って「武雄温泉駅」の同じホームで目の前に止まっている新幹線に乗り換える。僕は、ここに注目しています。だって、想像してみてください。1つの駅のホームに、片方は在来線、もう片方は新幹線が同時に止まっているのですよ?ありそうでない珍しい光景ですよ。見てみたい!
今回は、その光景とは別の場所なのですが、西九州新幹線が開業したことで、突然誕生した珍しいスポットの話題を!舞台は、佐賀県武雄市の東川登町地域。
武雄市(たけおし)は、佐賀県の西部に位置する市。市中心部にある武雄温泉で知られる。
佐賀県の西部、佐賀市の西約28km、佐世保市の東約30kmの場所に位置する。地形は低山と盆地と川沿いの平地が入り組む地勢である。市域南東部の武雄盆地の西の端と、市域西側の盆地に人口が集中している。他の地域は山地である。
ここに、西九州自動車道の「武雄南インターチェンジ」があるのですが、その付近に、新幹線の開業によって、全国的にも珍しいスポットが誕生、話題になっていて、そのスポットの愛称を募集しているのです!どんな珍しいスポットなのか?気になります。
東川登町まちづくり推進協議会の江口和義さんにお話し伺います。
晴の輔 珍しいスポットとは具体的にどのようなスポットなのでしょうか?
江口「9月23日に開業した『西九州新幹線』、平成元年に開通した高速道路の『西九州自動車道』、長崎まで繋がっている『国道34号線』、この3つの道が立体交差するスポットです。」
江口「そうです。全国探してもここだけだと思います。」
晴の輔 3つが交わっているのが、日本の大動脈とも言える新幹線と高速道路と国道ですからね。そのスポットが誕生したのは偶然だと思うのですけど、新幹線が開業してから気づかれたのですか?
西九州新幹線かもめ
江口「実はですね、新幹線が出来る5年ほど前に密かに気付いてはいました。」
江口「そうです。」
晴の輔 気付くスピードの速さが新幹線並みですね。
江口「(笑)そうですか!」
江口「下から見上げるとかなり壮大です。山に囲まれた田園風景でもありますので、新幹線が入ってくるのを見るために、ドローンを上げて撮影している方もいらっしゃいます。」
晴の輔 なるほど!
江口「下から見ても確実にクロスしているのは分かります。」
晴の輔 その珍しい写真スポットに、愛称募集しているのですけど、きっかけは何だったのでしょう?
東川登看板
江口「『西九州新幹線と高速西九州自動車道と国道34号線が交わった場所』と呼ぶには長かったので、呼びやすい名前が欲しいと思いました。そして愛称を募集することで、スポットの近くに住む人だけではなく、全国の人にこのスポットを知ってもらえるのではないかと思ったのがきっかけです。」
晴の輔 ちょっと待ってください。第一発見者は江口さんですよね?
江口「他に気付いた方もいるのでしょうけど、これを募集しようとした言い出しっぺは私です。」
江口「『江口交差点』(笑)いいですね!(笑)」
晴の輔 応募条件とかは?
江口「誰でも応募できます。ただし、一人一案までです。郵便はがきや電子メールまたは、このスポットの近くにある東川登公民館まで来てもらえたら、応募用紙を用意していますので、11月30日(水)までにご応募ください。」
晴の輔 選ばれたら、その名前が使われ続けることになるのですね。
江口「そうです。まずはパンフレットを作ろうと思っていまして、もっと多くの方に知っていただこうと計画しています。googleマップにも名前を載せたいと考えています。」
どのような愛称がくることを期待していますか?
江口「親しみやすく覚えやすい名前を募集しています。」
【どっちだ!?晴の輔】
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。
晴の輔さんが、その新幹線、高速道路、国道、3つの道が立体交差するスポットへ行ったら・・・
「やや離れたところで立体交差をバックに写真を撮る」
それとも
「立体交差のほぼ真下へ行って珍しい光景を眺める」
どっちだ!?晴の輔」
写真は絶対取るからね…えーと、これはね…あ、決めました!
「立体交差のほぼ真下へ行って珍しい光景を眺める」
だって見たことないですよ。下から国道高速道路鉄道、
今日は「佐賀県武雄市に誕生した珍しいスポットの愛称を大募集!そのきっかけは、西九州新幹線?」というトピックスでお届けしました。新幹線ができたことで新幹線高速道路国道が交わる珍しいスポットが出現!その愛称を募集しているということでどんな名前になるのですかね?ぜひあなたも応募してみては?
そんな「東川登町に出来た珍しいスポット」に
詳しくはコチラの武雄市HPをご覧ください。
それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。
-WEB版こぼれ話し1-
晴の輔 選ばれると何かもらえるのでしょうか?
江口「最優秀賞に選ばれた方(名付け親)には、西九州新幹線(武雄温泉~長崎間)のペア往復乗車券(指定席)をプレゼントします。ほか優秀賞として、西九州新幹線(武雄温泉~嬉野温泉間)の片道乗車券(自由席)を4名様にプレゼントします。」
晴の輔 選ぶのも大変です。
江口「私含めて何名かで選考するのですけど難航しそうです。」
-WEB版こぼれ話し2-
晴の輔 武雄市の魅力は?
江口「駅名が武雄温泉駅とあって、古くから温泉で知られている街です。
武雄温泉楼門
コスモス街道
今回、西九州新幹線が開業したことで、福岡までの特急電車が増便され、また長崎まで最短23分で行けるようになりました。イカで有名な唐津市の呼子や有田焼で有名な有田町、
有田焼
日本三大稲荷で知られる祐徳稲荷神社がある鹿島市、
祐徳稲荷神社
ハウステンボスで知られる佐世保市など、車で30分~1時間程度で行くこともできます。まさに自転車の車輪のように、武雄市を中心に西九州のハブ、西九州観光の玄関口を目指しています。我が町『武雄市東川登町』は、武雄温泉駅と嬉野温泉駅のちょうど中間地点に位置し、車でも10分もかからないで、今回紹介したスポットに行くことができます。この機会に遊びにお越しください。」
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