あなたが好きな「ジャム」は、何味ですか?

あなたのお家の冷蔵庫の中に、ジャムは入っていますか?瓶詰のジャムではなくても、お弁当用の醤油や、ソースみたいな「小分けにされた小袋」に入ったジャムが、冷蔵庫のドアポケット辺りにあったりしませんか?子供の頃に学校給食のパンにジャムを塗って食べた記憶は、誰しもあると思います。いちご味、マーマレード、ブルーベリー味、今は甘さ控えめ、カロリー控えめのジャムや、虫歯になりにくい糖を使ったジャムなんていうのもあるようです。そんな「ジャム」の起源は、今から1万年前から1万5,000年前。旧石器時代後期の人類が、ミツバチの巣から蜜を取って、それを使って果実を煮たことが始まりじゃないか?という説です。「最も古い保存食品」という説もあるそうです。そんなジャムは、パンに塗る、ヨーグルトに添えたりだけではなく、紅茶やハーブティーといったホットドリンクにも入れます。あと隠し味に、料理の調味料として使われることも多いです。
決してメインではないのですが、料理などに彩りを与えてくれる欠かせない存在。

今回はそんなジャムにまつわる話題を!長野県伊那市に「だるま」という老舗割烹があり、駒ケ根高原の人気ミルクジャムとコラボして、お多福豆という豆を使った新しいタイプのジャムを開発したそうで、話題になっているのです。老舗割烹が生み出した新タイプのジャム!気になりますよね。
「合名会社だるま」の本田敏和さんにお話し伺います。
晴の輔 ジャムに使われているお多福豆とは、どのような豆なのですか?
本田「厳選した大粒の空豆なのですが、上白糖のみを使って柔らかく炊き上げた煮豆生菓子です。当社で作って70年近くになります。」

晴の輔 今回コラボされて作られたジャムは?
本田「長野県駒ケ根市にある『すずらんハウス』さんが、元々ミルクジャムを作っておりまして、そこの中に弊社の福豆を混ぜ込んだ商品となります。」
晴の輔 名前は何と言うでしょう。
本田「『福みるく』といいます。」

福みるく

本田「ありがとうございます。」
晴の輔 ジャムはフルーツのイメージがあります。新しい!
本田「どこにも無い商品かと思います。」
晴の輔 どのような味わいなのですか
本田「ミルクジャム自体が『練乳のような味わい』になっていまして、そこに柔らかく炊いた豆を合わせていますので、ミルクの風味と豆の風味が合わさり、濃厚でほっこりした甘さのジャムなっています。」
晴の輔 食べ方でおすすめは?
本田「甘党の方は、そのままでも、もちろん美味しく召し上がって頂けますが、こんがり焼いたトーストやパンケーキ、かき氷やクラッカーなど様々ものにお使いいただけますので、自分の好みに合った食べ方を、見つけていただきたいと思います。」



晴の輔 トーストなどはイメージできるのですけど、かき氷はいいですね。
本田「『練乳かき氷』がありますので『福ミルク』をかけて食べていただければ、美味しいかと思います」
晴の輔 本田さんが「ジャムおじさん」になったということじゃないですか。
本田「(笑)」
晴の輔 そもそも「福みるく」を作ろうと思ったきっかけは何だったのでしょう。
本田「コロナ禍で、割烹料理店がやむなく無期限の休業となりました。またお土産品に関しても売り上げが落ちる中、なんとか協力して地元を盛り上げたい、売り上げを伸ばすことが出来ないかという思いと、また、かねてより製造過程でどうしても出てしまった、煮崩れた『お多福豆』を何とか二次利用できないかと考え、今回の商品企画に至りました。」
晴の輔 「福みるく」という名前がとてもいい名前です。

本田「『お多福豆』の『福を届ける縁起物』の意味合いを大切にして、今の世代の方々に『日常でも美味しく食べていただきたい』、全国の皆様に『多くの福をお届けしたい』という思いで、このような名前を付けさせていただきました。」
晴の輔 福を届けたいで「福みるく」。そもそもお店の名前も「だるま」です。

どんな方に召し上がってもらいたいですか?
本田「若い世代の方ですね。ミルクジャムの中に入っている『お多福豆』そのものにも興味を持っていただければと思っています。」


本田「もちろん、そうですね。」
「どっちだ!?晴の輔」。
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。
「晴の輔さんが、今「福みるく」を使って食べたいのは・・・
『焼きたてのトーストに塗って食べたい』
それとも
『かき氷にかけて食べたい』 どっちだ!?晴の輔」
おぉ、これはね、ちょっと待ってよ…えーとね…
決めました!
『かき氷にかけて食べたい』
何故この時期なのに「かき氷」を選んだか?今「だるまの本田さん」と話したでしょ?

今日は「長野県伊那市で生まれた新しいジャムは、豆を使ったジャム?」というトピックスでお届けしました。70年引き継がれている「お多福豆」。その味はそのままで、今回ジャムという新しい形で味わえる。いろんな意味で深みがありそうですね
そんな「福みるく」に

それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。

-WEB版こぼれ話し-
晴の輔 コラボのチャレンジは初めて?
本田「以前より、様々考えており地元のパン屋さんとコラボして『あんパン』を作ったことがあります。」
晴の輔 「お多福豆」が入った?
本田「そうです。また近くの『お菓子屋さん』とコラボして『お饅頭』を作っています。」
晴の輔 老舗割烹である「だるま」さんの創業は?

本田「大正5年創業。現在105年目です。」
晴の輔 めちゃくちゃ伝統ありますね。
本田「いえいえ(笑)細々とやらせていただいております。」
晴の輔 本田さんは何代目?
本田「僕で6代目となります。」
晴の輔 重みがあります。かなりのものを背負われているのですね。
本田「そうですね。大変です(笑)。」

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