あなたは、茨城県と聞いて何を思い浮かべますか?
水戸納豆、水戸黄門?それとも水戸泉関?…なつかしい?
今日は茨城県の話題です。県庁所在地は水戸市でしょ。研究学園都市のつくば市、鹿島神宮、アントラーズの鹿嶋市。個性的な街がたくさんある茨城県ですよ。
でも悩ましい問題があるそうです。昨年10月に発表された、民間調査会社「ブランド総合研究所」による47都道府県の「魅力度ランキング」で、茨城県は6年連続の最下位となったんです。ジャニーズじゃないですけど、V6ってやつでね…
そんな茨城県のキャッチフレーズがですね、2015年、2016年度は、「のびしろ日本一。いばらき県」、2017年度からは「ひたむき、まえむき、いばらき」…「やる気、元気、いわき」みたいですが…
まあ謙虚な姿で、僕は好きなのですよ。魅力が無い訳が無いのです!
聞いてみましょう!茨城県庁 営業戦略部 プロモーション戦略チームの大森茂宏さんにお話しを伺います。
晴の輔 茨城県は僕、落語会でよく行くのですけど、ですから大好きな県です。ただ魅力度ランキングが6年連続最下位という…これの理由は何ですかね?
大森「私どもは特に魅力が無いとは思っていないのですけど、『魅力があるか無いか』をお聞きになる調査なので、そういったことですと、茨城県はイメージが湧きにくいのではと。魅力があると答えづらいのではと。」
晴の輔 ぱっと、印象が濃いか?薄いか?という部分はありますね。
大森「そうですね。でもそうは言っても6年連続で最下位と言われておりますので、魅力ある茨城県をPRしてまいりたいと思います。」
晴の輔 茨城県の日本一ってあります?
大森「食べ物だと、流行りのサバ缶、サバの漁獲量が日本一なのです。」
晴の輔 サバ缶って、今とても人気ですよね。
大森「ええ、あとは野菜です。この時期ですと『れんこん』ですとか『白菜』。京野菜ではあるのですけど『水菜』とかも日本一の生産量です。」
晴の輔 鍋には欠かせないものが!フルーツなんかも?
大森「実は茨城県はメロンの生産量が日本一でして」
晴の輔 えっ?
大森「茨城県は全国の1/4、25%ほどの出荷量がございます。」
晴の輔 メロンのイメージは全くなかったです。ごめんなさい。北海道とか熊本のイメージが強かったですから。
大森「『イバラキング』という銘柄のメロンがございます。」
晴の輔 いいネーミングですね(笑)イバラキング!(笑)すいません、今、聞いた瞬間にご当地キャラのスーパーヒーローをイメージしてしまいました!強そうなメロンですね。
大森「北海道産や静岡産に負けないメロンでして、銀座にアンテナショップ『イバラキセンス』というのがあるのですけど、そちらでもパフェですとかスイーツにして、首都圏の皆さんにご提供させていただいております。」
※画像はイバラキングを使用したパフェで、イバラキセンスでの商品ではありません。
晴の輔 はあ~
大森「晴の輔さんもお好きかと思うのですけど、実はビールの生産量も日本一でございまして」
晴の輔 ええええええええ~ホントですか?初耳です!ビール?
大森「東京に近いということもありますので、大手ビールメーカーさんの工場が2つほどあります。首都圏で飲まれているビールは、ほぼ茨城県産です。」
晴の輔 食べ物以外ですと?
大森「アクアワールド大洗水族館があるのですけど、実はサメが非常に有名でして、飼育しているサメの種類は日本一です。お子様方はもちろんのこと、マニアの方々にも好評な水族館です。あとは牛久大仏という青銅製の立っている像で120メートルほどあるのですけど、これは世界最大の青銅製立像です。エレベーターで上がっていただくと、大仏様の中からスカイツリーや富士山などが眺められます。」
晴の輔 今、いろいろ聞いていてですね、失礼ながら初耳的な情報が多いです!
大森「(笑)実は茨城県はそういったものが数多くございます。」
晴の輔 なるほど!今年の魅力度ランキングの目標とかあります?
大森「そうですね。我々としては常に一番を目指すようには頑張っております。」
大森「はい。」
晴の輔 それだけ魅力たっぷりなのに6年連続最下位って…それが魅力ですよね。
大森「(笑)」
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。
今、お題が来ました!「晴の輔さんが茨城のPR商品として進めるのは?・・・
『漁獲量日本一のサバ』 それとも 『出荷量日本一のメロン』 どっちだ!?晴の輔」
うーん、茨城を売り出すには…うーん…
・・・決めました!
『出荷量日本一のメロン』
だってね、イバラキングですからね。インパクトある名前ですよ。
今日は、「今年こそ最下位脱出!茨城の魅力は日本一!?」というトピックスでお届けしました。
サバ、メロン、白菜、納豆にビール!どうです?あなたの周りは茨城だらけではないですか?身近過ぎて気が付いていないだけなのです。
そんな「茨城の魅力」に
それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。
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