冷凍食品とは保存の技術。保存料など使わずに新鮮採れたてを保ちます。
今日取り上げるのは冷凍食品。
ボクは冷凍の【なべ焼きうどん】が好きなのですよ。アルミの容器のやつあるでしょ?うどんはもちろん美味しいですけど、汁が美味しいのですよ!はぁ、ふうふう、ずずっ、ふうぅぅ、あ~、ずずっ!って思い出すだけでも食べたくなっちゃってンですけどね。
実は10月18日は「冷凍食品の日」なんです。知ってました?
10月は冷凍の「とう(10)」から、18日は、冷凍食品の世界共通の管理温度が-18℃以下ということから、来ているのですって。ちゃんと意味があるのですね。
そんな冷凍食品でニッポンの旬を冷凍食品で味わえる!?どういうことなのか…
では、日本冷凍食品協会 広報部長 三浦佳子さんにお話しを伺います。
晴の輔 スタジオは常温ですけど大丈夫ですか?(笑)冷凍食品ってそもそも凍っていれば冷凍食品なのですか?
三浦「そう思われる方多いと思うのですが、実は『冷凍食品』と呼べるのには4つの約束事があって、1つ目『前処理をしている』2つ目『急速に凍結・冷凍している』3つ目『適切に包装されている』4つ目『品温を常にマイナス18度以下で管理している』」
晴の輔 明確な基準があるのですね。最近の冷凍食品の傾向みたいなものってあります?
三浦「そうですね、お一人暮らしの方が増えていることもあって、一食で完結できる『丼物』とか『うどん』『ラーメン』など具材が全部一緒になっているものとか、トレンドとしてはおつまみ。家で独り飲みする人用に、ちょっとおかずというよりもつまみ系のものですね。『餃子』などはスタンダートになっています。」
晴の輔 それではご当地グルメみたいなものもあったりするのですか?
三浦「そうですね、実は冷凍食品はオールジャパンでどこでも作っているのですけど、例えばここにあります『大盛り牛肉うどん』のように甘辛く煮込んである関東風、あとはこちらにあります『宮崎産のほうれん草』こちらは自然解凍で食べられます。カップラーメンにポンと入れれば、ほうれん草をふんだんに摂れるということが出来ます。野菜なんかは取れたてを冷凍にすれば、北海道のホクホクかぼちゃを沖縄の方に食べていただける。京都の九条ネギを使った料理を仙台の方に食べていただける。こうしたことが冷凍食品の良さ、いつでも採れたて作りたてをどこでも召し上がれる!というのが特徴です。」
晴の輔 地域も飛び越えているし、旬という時も飛び越えている。
三浦「今は異常気象でお野菜が採れなくて、買えなくなったりします。でも冷凍果実や野菜は一年中変動なく同じ値段でご提供できます。」
晴の輔 ちょっと前まで冷凍食品って忙しい人が手抜きのイメージがあります。
晴の輔 なるほど!失礼しました。
三浦「下ごしらえが一番大変でしょ?『手間抜き』をどんどんしてもらって、貴重な時間を有効に使ってもらうために、冷凍食品を使っていただきたいです。時間の余裕と心のゆとりができますよ、ということなのですよ。」
晴の輔 冷凍食品は心のゆとりまで…なるほどねえ。三浦さんの冷凍庫の中身は?
三浦「もうパンパンです!(笑)冷蔵庫はスカスカ、冷凍庫はパンパンが今や常識ですから。」
晴の輔 パンパンだと温度管理が上手くいかないとか?
三浦「いやいやむしろパンパンの方がむしろいいの。たくさん入れればお互いに冷やしあえるので。でも賞味期限には気をつけましょうね。冷凍とは保存の技術なので、凍らせるだけで保存料はいらないのです。」
晴の輔 ははあ、だから野菜とかも自然のまま保存できる…と。
三浦「急速凍結しているので、ホントに採れたてなのです。ビタミンも落ちていないです。」
晴の輔 冷凍だからこそ新鮮である!
晴の輔 僕も冷凍してもらおうかな!(笑)
三浦「私も若返りたい!(笑)」
晴の輔 今日は冷凍食品のお話を熱く語っていただきました!
「どっちだ!?晴の輔」
スタッフの出した二者択一のお題をワタクシが選ぶというコーナー。
お題が届きました…「晴の輔さんの仕事を冷凍保存するなら?…『この番組を冷凍保存する』もしくは『若手大喜利を冷凍保存する』 どっちだ!?晴の輔」
んふふふふ、仕事を冷凍保存って…でもね噺って旬が過ぎるとつまらなくなってしまうから…あ、これは分かった…
よし…決めました。
『若手大喜利を冷凍保存する』
だってね、大喜利って回答(解凍)が大事だもん。
今日は、「ニッポンの旬を冷凍食品で味わう!?」というトピックスでお届けしました。
冷凍だからこそ新鮮!ん~そんな「冷凍食品」に、
冷凍食品について詳しくはコチラの「冷食オンライン」をチェックしてください。
そして、何と!三浦さんからプレゼントを頂きました!ありがとうございます。冷凍食品を持ち帰るのに必要なものといえば「保冷バッグ」ですよね。肩掛け出来る大きめの保冷バッグを、5名様にプレゼント!さらに、ひと工夫レシピなども付けていただきました。セットでプレゼントいたしますので、必ず「保冷バッグ希望」と書いてご応募ください。
番組メールアドレスは hare@1242.com
締め切りは10月21日(日)まで。発表は発送をもってかえさせて頂きます。
それでは次回もお会いしましょう!
立川晴の輔でした!
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