今週のお客様は、シンガー・ソングライターの普天間かおりさん。
沖縄県中城村のご出身で、幼い頃から歌いはじめ、小学生の時には地元で活躍していたというかおりさん。高校二年の時に上京し、本格的な音楽活動をスタートさせました。メジャーデビューは、2002年のシングル「髪なんか切ったりしない」。以来、生の歌声を届けることを大切に、ライブを中心に活動され、チャリティにも力を注いでいらっしゃいます。
昨年8月には、首里城再建応援プロジェクトアルバム『暁 〜美ら美ら〜』をリリース。
2019年10月31日未明に発生した火災で、首里城の主要な七棟が焼失しました。その時の様子を「魂が崩れるような感覚だった」と語り思い出されていたかおりさん。沖縄県民の多くの方が言葉を失うほどの悲しい思いをし、「首里城がどれほど大きなものだったのか」その存在感を再確認する出来事だったと教えてくださいました。
焼失後の11月から、かおりさんご自身のライブで首里城再建のための募金を呼びかけ始めました。加えて、音楽で気運を高めたり、音楽で多くの人とつながり思いを共有しながら首里城再建へ向えないかと考え、長くサポートしてもらっているミュージシャンに相談しました。すると、思いを同じくする多くの沖縄のミュージシャンが集い、今回のアルバム作りに加わってくれたんだそうです。
普天間かおりさんがアルバム作りで目指したのは、「沖縄の素晴らしい音楽を再認識し、次の世代に渡すために、現代の暮らしの中で普通に聴ける楽曲にしたい」ということでした。「オトナでも沖縄の方言が解らないことが多くなっている今、古典的で特別な時にだけ聴くスタイルの民謡ではなく、普段ラジオで音楽を聴くように、よりPOPに楽しく聴いてもらえるアレンジにしてみました」。
そして、福島でラジオのレギュラー番組をもつ普天間かおりさん。東日本大震災のその時、生放送を担当されていました。震災以降も福島に通いながら、復興に向う県民のみなさんの声を聞き、番組から届けていらっしゃいます。「震災から10年という機会に改めて多くの声を聞いて、35,000人を超える福島県民が避難生活をつづけるという現実を受け止め、復興への歩みを更に確かなものにしていきたい」と、強い思いを語ってくださいました。
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