今や鳥取県の名産品として知られる「二十世紀梨」。
でも、もともとは、明治21年に千葉県松戸市で発見された…というのは、ご存知でしょうか? そんな千葉県松戸市で、造園業を営む兄弟が、原木に近い樹木を使って「二十世紀梨」を松戸市で増やしていこうという、「里帰りプロジェクト」をスタートさせました。 しかもこの兄弟は、132年前に二十世紀梨を発見した人の親戚にあたるんだそうです。
お話しをうかがったのは、「新松戸造園」社長の松戸克浩さん。
二十世紀梨の栽培は、松戸克浩さんと義仁さんご兄弟の血縁にあたる松戸覚之助さんが1888(明治21)年に、梨の掛け合わせをしていた親戚の梨農家の裏庭に自生していた木を偶然発見したことに始まりました。覚之助さん13歳の時。見つけた原木を譲り受け、10年後に梨の収獲に成功しました。
鳥取県の名産品になったのは、1904年に遡ります。
松戸覚之助さんが見つけた原木から取った苗木10本が、鳥取県に渡りました。改良品種の開発や突然変異種の発見など、鳥取県で梨栽培に携わる方々の汗と努力で、全国一の収穫高を誇るまでに成長しました。一方の松戸市は、二十世紀梨が黒斑病に弱く二度の袋がけの手間がかかること、また街の都市化が進んだ影響で、二十世紀梨を作る農家はどんどん減っていったそうです。そんな状況にある松戸市で、“世紀の発見”といわれた二十世紀梨が地元の人たちに忘れられているのは残念だと感じた松戸克浩さん義仁さんご兄弟が、なんとか地元で復活させたいと思ったことが、今回の「里帰りプロジェクト」につながりました。そして、茨城県の専門業者の協力を得て、二十世紀梨の子孫に当たる品種「おさゴールド」の枝を接ぎ木し市内の畑で栽培が始まりました。現在は、37本が接ぎ木に成功して、30cmから40cmくらいまで育っているそうです。
松戸克浩さんは、「梨の木が市の街路樹になったり、公園や学校に梨の木を植樹して春に咲く白い花を楽しんで欲しい!」と、将来へのロマンを語ってくださいました。
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