林哲司さんにご来店いただきました。

Song File Liveを通して感じたこととは？

今まで作曲した楽曲は1500曲では収まらないという林さん。こういったインタビューで何曲作ったんですか？と聞かれることが非常に多いそうで、その中で1500！と伝えたんだそう 笑ですが、実際は、映画音楽や未発表曲も含めるとその3~4倍はあるんじゃないかな。とお答えくださいました。

そんな林さんが現在力を入れているSong File Liveは、林さんが今まで作られた多くの曲や未発表の曲など自分が書いた曲でも振り返っていない曲がたくさんあるそうで、その曲たちを見つめ直す時間が必要だと考えて始めたライブです。「誕生して聞いていただける曲と、自分としていい曲書いたけど、届かなかった曲があるから、もう一度聞く場面が欲しいなと思って。やれなかったっていうこともあるんだけど、みんなの前にでて、今までやれなかった反省も含めて一昨年からライブハウスで杉山清貴くんをゲストでよんでやったら好評いただいて病みつきになったんだ。」とSong File Liveについて振り返ってくださいました。ライブで一番盛り上がったのは、林さんが作曲した大橋純子さんの「LIKE A SEA GULL」だったそう！

出し惜しみせず作ることの大切さとは？

様々な作曲をしている林さんのお話の中で印象的だったのは、「人のために書いた曲はその時の力を出し惜しみせず作らないと自分でそのチャンスを潰す気がする。」といったことです。出し惜しみせず作曲したあと、次の曲は作れないんじゃないか？と思うことがあるそうですが、今までのキャリアもあるし、必ず作ることができているそう。きっとまたこういう曲はできるだろうっていう自信もあるからともお話してくださいました。書いて産んだタイミングは与えられているものだよ。という言葉は、様々なことにチャレンジしている方に響くのではないでしょうか？