山口大学 大学院 医学系研究科の教授で、NPO法人「ふらっとコミュニティ」の理事長 山根俊恵さんに詳しく伺いました。
現在「ひきこもり家族」が抱える問題は、親が働いている間は金銭面もコミュニケーションもよかったが、その後親が年金生活に入ると、自分の生活で目一杯なのに、こどもの生活もみなくてはいけない。ということ。長期化することによって、家族との関係が希薄になり、こうなった原因は親にある。と子供が暴力を振るうケースもあるそうです。ひきこもりの方はなにかしらの疾患があるようには見えません。だから親御さんが、叱咤激励をしたり、どうしてお前は・・と価値観の押し付けをしてしまうと、ひきこもり本人はどんどん親との会話の機会を減らしていくと山根さんはおっしゃっていました。
ひきこもり家族支援で大切なことは、子供と親御さんとのコミュニケーションの回復が第一段階。家族教室に出て、家族会に入ってそこで終わってしまうところが多いそうですが、その後の対応が大切になってきます。ひきこもりがどうして起きたのか、精神疾患なのか、大人の発達障害なのか良かれと思ってやっていることが本当にいいのか?など背景の理解をおこない、具体的な対応を探っていくことが必要不可欠です。山口県宇部市では、背景の理解を行い、毎月親御さんのフォローを行いながら支援を行っているそうで、親子の会話が増えてきたらその後本人フォローに入っていくんだそう。現在では、フォローを受け、ひきこもりを抜け出し仕事をしている人も多いんだそうです。
ひきこもりは何かしらの生きづらさを感じており、まず何がつらいのかを理解するように本人と適度な距離で対話をし、身近な相談機関へ行って欲しい。と最後に山根さんはおっしゃっておりました。
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