中村こずえのSUNDAYHAPPYMAP

2019.11.07

東日本大震災津波伝承館の活動とは?

岩手県陸前高田市の『東日本大震災津波伝承館』副館長の熊谷正則さんに詳しく伺いました。

「命を守り、海と大地と共に生きる」がテーマの施設とは?

『東日本大震災津波伝承館』は「命を守り、海と大地と共に生きる」とテーマに2011年3月11日に発生した東日本大震災の事実と教訓を国内外の人へ紹介する施設。 当時の写真や映像、関係者の修験や橋などの構造物や消防自動車の実物も設置。被害の事実に加えてどう逃げたのか、どう全国からの支援をもらったのか、どう復興に取り組んできたのかという状況とともに日頃の備え・教訓を伝える子供から大人まで学べる施設です。

この施設ができたことで起きた市民の変化とは?

9月22日のオープンまでは展示物を収集して準備をしてきたそうで、震災から8年7ヶ月経っているため、写真・映像・資料がたくさんあり、どうしたらわかりやすく説明することができるかを考えるのが大変だったそうです。さらに岩手県は港、港ごとで被害の状況も違うとのことでどうお伝えするのかよく考えたそうです。 開館から1ヶ月とちょっと。5万人もの方が来館してくれたそうで、ラグビーワールドカップも隣の釜石市で開催されていたこともあり外国の方々も来館してくださったそうです。館内にはメッセージを残すコーナーもあり、「風化させてはいけない」「帰ったら見たことを伝えます」などのメッセージが書かれており、手応えを感じているそうです。地元の方からは我々も何かを伝えていかねばと前向きな方がおおいんだとか。今後は企画展も計画しており、岩手県各地で震災伝承を行っている団体の紹介をする予定だそうです。

 

最新番組ブログ
    パーソナリティ
    • 中村こずえ
      中村こずえ
      中村こずえ

      中村こずえ

      10月1日生まれ 天秤座。TOKYO FMアナウンサー出身。
      10代のころから今に至るまで、日本各地を旅し、47都道府県すべて訪れている。海外旅行も大好き。
      美味しい顔を見たくて(本当食べることが好きで)料理好きに。
      ワーキングマザーとして「簡単・テキトー・安い・早い・うまい!」をモットーとしたレシピ本を三冊出版している。
      スポーツはテニス、スキー、ゴルフ…すべて夫がコーチ!
      朗読の舞台公演や、講師の顔も持つ。

    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。