中村こずえのSUNDAYHAPPYMAP

2019.01.28

四万十町立興津中学校の防災にかける思いとは?

お年寄りの声から生まれたアイデア

四万十町立興津中学校が防災甲子園に送ったアイデアは人間の自力避難の限界とされる水深30cmの津波が到達するまでの時間を10分、15分、20分と地域のゴミステーションや道路沿いなど各場所50箇所に掲示するというもの。このアイデアが生まれたきっかけは町の声から。昭和南海地震などの聞き取り活動をしてお年寄りにお話を伺った時に、地震がきた直後に津波がくるので、避難を諦めているという言葉を聞いたんだとか。だか、よく調べてみると、津波到達までには最低でも11分はかかることがわかったんだそう。この活動は、そういった方々に向けてお知らせし、避難行動をとってほしいという気持ちからできたアイデアなんです。この活動を通して地元の方々からは、心に余裕をもてるようになった。目にすることで、掲示を歓迎してくれる声が聞こえているそうです。

 

四万十町立興津中学校の防災教育とは

四万十町立興津中学校は海岸から直線で300mほど。日頃から津波に対応するための学習をしている。四万十町立興津小学校との合同避難訓練や地域の方が行っている炊き出し訓練にも積極的に活動しているそうです。四万十町立興津中学校の9人の生徒の防災に対する意識は、小学校の時代から防災の活動をしていて、津波や地震に関しては高い意識をもっているそうですよ。年寄りの方には充実した豊かな日々を送ってほしい。尊い命を地震や津波で失わせることはできない。地域の方と防災訓練をして全員が逃げ切れるようにしたいと四万十町立興津中学校の校長先生はおっしゃっていました。

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    パーソナリティ
    • 中村こずえ
      中村こずえ
      中村こずえ

      中村こずえ

      10月1日生まれ 天秤座。TOKYO FMアナウンサー出身。
      10代のころから今に至るまで、日本各地を旅し、47都道府県すべて訪れている。海外旅行も大好き。
      美味しい顔を見たくて(本当食べることが好きで)料理好きに。
      ワーキングマザーとして「簡単・テキトー・安い・早い・うまい!」をモットーとしたレシピ本を三冊出版している。
      スポーツはテニス、スキー、ゴルフ…すべて夫がコーチ!
      朗読の舞台公演や、講師の顔も持つ。

    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。