中村こずえのSUNDAYHAPPYMAP

2018.05.27

【青森県南部町】農業にもドローンを!

名久井農業高校・園芸科学科主任、松本理祐さんに詳しく伺いました。

このアイデアのきっかけは

食と健康をテーマにした優れた農業ビジネスプランを表彰する 「大地の力コンペ」にてグランプリを受賞した名久井農業高校。

今回、名久井農業高校が考えた農業ビジネスプランというのは、ドローンを使った溶液授粉。

名久井農業高校では、洋梨の溶液授粉研究を8年前に行っていて、

同じく自家不和合性(他の木の花粉で受精する性質)が強いさくらんぼやりんごでも溶液授粉が可能か?

さらに効率を上げるためにドローンで散布して授粉させることができるか?という課題で

昨年は課題研究を行うことにしたそう。

現在の主流はハチの巣箱を設置して授粉させたり、手作業で授粉させています。

今回のプランは最初に農家の摘果作業を行い、報酬として摘果した蕾をもらい、花粉を採取。

その花粉を農業用ドローンを使用して散布します。摘果作業と授粉作業の賃金を3万円に設定。

この作業を普通に人を雇うと、約20万必要なんだとか。

農家の方からすると、摘果と授粉作業を任せて3万円はかなり破格とのこと。

ビジネスとして実際に使用するためには

ビジネス化すると、青森県のりんご農家は1万3,500軒。

すべてのりんご農家を網羅すると繁忙期の1ヶ月でおよそ4億円の収入が見込めます。

今後は、生徒たちがこの研究をして使えるデータとして農家に届けられるようになったら

生徒が企業して届けていくんではないかと思います。とのこと。

授粉の確率は、昨年のデータでは40%。

今後は、さくらんぼやりんごの実を大きくして十分な商品を作るために様々な工夫をして研究をしていくようです。

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    パーソナリティ
    • 中村こずえ
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      中村こずえ

      中村こずえ

      10月1日生まれ 天秤座。TOKYO FMアナウンサー出身。
      10代のころから今に至るまで、日本各地を旅し、47都道府県すべて訪れている。海外旅行も大好き。
      美味しい顔を見たくて(本当食べることが好きで)料理好きに。
      ワーキングマザーとして「簡単・テキトー・安い・早い・うまい!」をモットーとしたレシピ本を三冊出版している。
      スポーツはテニス、スキー、ゴルフ…すべて夫がコーチ!
      朗読の舞台公演や、講師の顔も持つ。

    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。