先週の土曜日14日から京都市で開催された「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018」の共同創設者で共同代表の仲西祐介さんに詳しく伺いました。
震災の時に東京の一極集中化をすごく感じ、東京以外の場所から直接海外に発信できるようにならないといけないなと感じ、開催を考えたそう。
京都というと古都というイメージがあるが、京都は歴史的建造物や現代建築までさまざまな素晴らしい建築があり、その力を借りたいと思ったこと、世界中の人がいつかは絶対訪れたいと憧れている街でもあるので、世界的なアーティストやお客さんを呼びやすいと考えたそう。
写真は普通フレームに入れて白い部屋の壁にかけるというイメージがあると思うんですが、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018」ではできる限り使わずに既存の建物とその作品のメッセージがあう作品を探してその作品と空間がマッチングするように伝統工芸の職人の技術をいれたり、インテリアデザイン、プロダクトデザインの力、グラフィックをいれたりさまざまなクリエイティブを中に入れて展示会場自体が作品になるように展示をしているそうです。
京都はいろんな観光地があるけど、それ以外にも素晴らしい場所がたくさんあり、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018」では普段入ることができないような場所をつかって、京都の方が見ても驚くような展示を作っているそうです。
今年は、今日の真ん中にある京都新聞という新聞社の地下にある印刷工場跡地を使って展示をおこなったり、地球温暖化の影響で世界中に水害が増えているんですが、
その水害に見舞われて水に浸かった人たちのポートレイトを東京でいう築地のような中央市場の場外にある元小売工場の廃墟を使って展示しています。
ファッション写真やアート写真を見せますが、同時にいろんな社会問題や環境問題を考えるような展示もあり、多角的に写真を楽しんでいただけると思います。
ルシール・レイボーズさんと仲西祐介さんが一緒に「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018」を企画しているんですが、彼女からみた日本に対する目線。
僕からみた外国に対する目線を混ぜて日本人と外国人の目で国際写真フェスティバルを作っているので、ユニークなフェスティバルになっていると思います。とのこと。
京都の方だと近すぎてあまり注目していないようなところも僕たち企画する人間からみるとかなり面白い風に写っていると思います。
詳しくはこちらからチェック!https://www.kyotographie.jp/
電話インタビューの中でお届けしたもの以外にも、
歴史的建造物:建仁寺内にある両足院には中川幸夫の聖なる書という作品も。
今回は、中川幸夫のガラスのオブジェに本展キュレーターの片桐功敦が花をいけるインスタレーションを発表する予定。
誉田屋源兵衛は江戸期から続く帯匠。
誉田屋源兵衛 竹院の間は、店舗とする町家の佇まいもまた独特。間口からは想像もつかないほどの敷地が広がる大店町家で、
太い梁や木組みの意匠、あるいは坪庭や石造りの土間と、高い美意識が感じられ、
「竹院の間」は木のぬくもりが優しい、穏やかな風情の 空間になっています。
2021.04.02
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