羽田美智子のいってらっしゃい

2026.04.17

2026年4月13日週 テーマ「アスパラガス」

“春から初夏にかけて、旬を迎える野菜”の1つ、『アスパラガス』についてです。

 

■今週(4/13~4/17)のテーマ:『アスパラガス』

4/13(月) 『アスパラガスとは』   

 

アスパラガスの原産地は、南ヨーロッパからウクライナ地方といわれています。

古代ギリシャ時代から栽培が始まり、その後、ヨーロッパに広まりました。

 

日本には江戸時代に、オランダ人によって「観賞用」として伝えられましたが、

「食用」として栽培されるようになったのは、明治時代以降だそうです。

 

この『アスパラガス』という名前ですが、

ギリシャ語で「たくさん分かれる」という意味の「アスパラゴス」が語源といわれています。

この「たくさん分かれる」とは、「新しい芽・新芽」のことで、

私たちが普段いただいているのは、この「新芽」の部分だそうです。

 

そんなアスパラガスですが、「オス」と「メス」があるそうなんですネ。

見分け方としては、「穂先」の部分が“キュッと締まっている、閉じている”のが「メス」で、

“バラバラに広がっている”のが「オス」だそうです。

 

アスパラガスの「メス」は「オス」よりも、“芽を出す数”というのが少ないそうなんですネ。

その分、旨みや甘さが凝縮され、栄養価も高くて美味しいといわれているそうです。

食感も「メス」のほうは柔らかくて、「オス」のほうは歯ごたえがあるそうです。

 

【感想】

アスパラガス、「オス」と「メス」があるんですネ。

確かオリーブもありますよネ。

去年、私の姉が庭先でアスパラガスを栽培して収穫してました。

“こんなに簡単にできるんだ”と思って、今年は私も栽培したいなぁ・・・と思います。

私は昔、料理人の方に教えてもらった料理の仕方が一番好きで、

アスパラガスをバターでコロコロコロコロ、

少し茶色くなるまで炒めるんですけども、そしたらお醤油をちょっとかけて食べる・・・。

シンプルなんですけど、これが一番好きなアスパラガスの食べ方です。

ぜひやってみてください。

 

4/14(火)   『アスパラガスの種類』

 

まずは、『グリーンアスパラガス』です。

「アスパラガス」と聞いて思い浮かぶアスパラガスで、その名のとおり緑色をしています。

「若い緑色の茎」を収穫したもので、

日光をたっぷり浴びた「光合成」によって、鮮やかな緑色をしています。

 

続いて、『ホワイトアスパラガス』です。

その名のとおり、“白いアスパラガス”ですが、実はもともとは『グリーンアスパラガス』と同じ品種だそうです。

色が白いのは、芽が出る前に土をかぶせたり、光をさえぎったビニールハウスで育てることで、

「光合成」が行われないため、白い色のまま成長するそうです。

日本では水煮にして、「缶詰」や「瓶詰め」のものが主流でしたが、現在では“生のもの”も出回っていますよネ。

 

続いて、『紫アスパラガス』です。

こちらは「グリーン」や「ホワイト」のアスパラガスとは“異なる種類”で、この色は表面の皮に含まれている、

ポリフェノールの一種、「アントシアニン」によるものです。

 

続いて、『ロングアスパラガス』。

香川県で2009年に品種登録されたアスパラガスで、長さが50cmにも及ぶ長~いアスパラガスです。

他にも『ミニアスパラガス』という長さ10cm程度のアスパラガスもあります。

 

【感想】

昔、喫茶店などでサラダが出てくると、缶詰のホワイトアスパラガスがのっていて、

家庭では食べたことがなかったので、

“この白いフワフワしたものは一体何だろう?”と思ってましたけど、

あれが缶詰のホワイトアスパラガスだったんですネ。

この頃はあまり見かけなくなったというか、

やっぱり生のモノが主流になってきたのかもしれませんネ。

生のホワイトアスパラガスもグリーンのアスパラガスも、本当に美味しいですよネ。

いっぱい種類があるんですネ。

ミニアスパラガスもすごく使いやすくて、私は大好きですネ。

 

4/15(水)  『アスパラガスの栄養素』

 

アスパラガスに多く含まれている栄養素に『アスパラギン酸』があります。

その名のとおり『アスパラギン酸』は、アスパラガスから発見された成分で、「アミノ酸」の一種です。

 

『アスパラギン酸』は、身体の中のエネルギーの代謝を活発にして、

「疲労回復を高める効果」が期待されています。

そのため栄養剤の成分としても、利用されることがあるそうです。

 

また『アスパラギン酸』には、「カリウム」や「カルシウム」、

「マグネシウム」といった「ミネラル」を、細胞内に運ぶ働きをしてくれます。

 

さらに『アスパラギン酸』には、利尿作用があるそうです。

それによって、「イライラ」や「不眠」などの原因とされる

「アンモニア」を身体の外に出すのを助けてくれます。

 

他にも「ビタミン」が豊富で、「β-カロテン」や「葉酸」が多く含まれています。

「葉酸」は「栄養機能食品」としても指定されていて、「ビタミンB12」とともに、

赤血球を作るのに欠かせないことから“造血のビタミン”ともいわれています。

 

さらに、アスパラガスの穂先に含まれる「ルチン」には、毛細血管を丈夫にする働きがあり、

「動脈硬化」の予防や血圧を下げる効果があるといわれています。

 

【感想】

栄養ドリンクに「アスパラギン酸」という言葉、入ってますけど、

アスパラガスから発見された栄養素だったんですネ。

そうかなぁ~とは思ってましたけど、

改めてあまり考えたことがなかったので、ちょっと嬉しいですネ。

しかし、イイこと尽くめですネ。

そもそも野菜って天才だと思うんですけども、好きな野菜が栄養素たっぷりだと、

本当に食べてきて良かったなぁ・・・と思うし、

これからも好きでいたいな・・・と思いますネ。

しっかりアスパラガスも食べていきましょう。

 

4/16(木)  『アスパラガスの豆知識①』

 

2024年度のアスパラガスの生産量で、全国で最も多いのは北海道で、全体の約12%を占めています。

その次が佐賀県で8.9%、熊本県が8.5%です。

以下、栃木県、山形県、長野県、福岡県、福島県と続いています。

 

北海道は長年にわたって1位を続けていますが、

令和になってからは、それまでの長野県に代わって、

熊本県がベスト3に入るようになったそうです。

 

そんな中、“日本のアスパラガスの発祥の地”とされているのが、

北海道の岩内町(いわないちょう)です。

この地で生まれ育った、農学博士の下田喜久三(しもだ・きくぞう)さんは、

現在の東京薬科大学を卒業すると、ふるさと・岩内町に戻り、

農家の方々に肥料の指導を始めました、

 

ところが1913年(大正2年)、岩内町は冷害で大きな被害を受けてしまいました。

そこで下田さんは、冷害に強い作物の研究に取り組みますが、

その結果、「アスパラガスが北海道で立派に栽培できる」ということが分かりました。

 

そして、「北海道産のアスパラガス」の開発に成功し、

1922年には日本で初めて本格的なアスパラガスの栽培がスタートしました。

こうした功績から下田さんは、「日本のアスパラガスの父」と呼ばれているそうです。

 

【感想】

北海道の旭川に知人がいて、アスパラガスを送ってくださるんですが、

太くて柔らかくて、それはそれは美味しいアスパラガスなんですネ。

本当に全然違うんですネ。

さすが北海道と思っていましたが、下田博士の努力の賜物なんですネ。本当にありがたいです。

 

4/17(金)  『アスパラガスの豆知識②』

 

アスパラガスは“鮮度”が命です。

そのため、「グリーンアスパラガス」を選ぶ際、

全体の色が「鮮やかな濃い緑色」であることや、茎に「ハリ」があるかどうかが、

新鮮さを見極める大事なポイントといわれています。

 

また「穂先」は、“アスパラガスの顔”ともいえる部分で、鮮度を判断する時にとても大事だそうです。

具体的には「穂先」にハリがあって、キュッ!と固く締まっているものは“新鮮”な証拠で、

逆に「穂先」が広がっていたり、グッタリしているものは、鮮度が落ちている可能性が高いそうです。

 

そんなアスパラガスですが、茎の表面に“お魚のウロコ”みたいな“小さな三角形のようなもの”がありますよネ。

これを「ハカマ」というんだそうです。

 

スクスクと育ったアスパラガスは、

この「ハカマ」の形が正三角形に近く柔らかくて美味しいものが多いそうです。

また「ハカマ」の数が少ないものほど、鮮度が良いそうです。

 

ちなみに、この「ハカマ」には“血圧の上昇を抑える”といわれる

『アスパラプチン』が多く含まれていることが分かっています。

そのため好みにもよりますが、下処理する時、取り除く必要はないそうです。

 

【感想】

だいたい色で鮮度は分かると思っていましたが、ハカマまでは気にしたことなかったですネ。

正三角形、今度ちゃんと見てみようと思います。

グリーンアスパラガスは私にとっては、

あと一品足りないんだけどなぁ・・・という時に、本当にちょうど良い食材なんですよネ。

本当にグリーンアスパラガス、大好きです。

 

【今週の感想】

アスパラガス、リスナーの皆さまもいろいろ思いがあって、頂いた感想を見ますと、

例えば「缶詰のホワイトアスパラガスは苦手です」という方もいれば、

逆に「ホワイトアスパラガスは大人になってから好きになったので、

また食べたいです」という方もいて、どちらの気持ちもよ~く分かります。

他にも、月曜日にご紹介した

「アスパラガスをバターで少し茶色くなるまで炒めて、

お醤油をちょっとかける」という料理法、実際に試された方もいて、

「美味しかったです!」という感想も頂きました。

栄養たっぷりのアスパラガスで、これからの季節も元気に過ごしていきたいですネ。

 

【お知らせ① 次週(4/20~)からのテーマ】

手頃なお値段で、様々なお料理を提供するところに『食堂』についてです。

【お知らせ② 番組で使用しているBGM】

◆オープニング  ♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ

◆エンディング  ♪To Be  /  モントルー

パーソナリティ
  • 羽田美智子
    羽田美智子
    羽田美智子

    羽田美智子

    茨城県出身。1988年デビュー。女優として映画、ドラマ、CMなどで活躍中。94年、映画『RAMPO』でエランドール賞新人賞などを受賞。95年、映画『人でなしの恋』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。『花嫁のれん』(東海テレビ系列)シリーズ、『特捜9』(テレビ朝日)シリーズ、『おかしな刑事』(テレビ朝日)シリーズ、『ひよっこ』(NHK)など、数々の人気ドラマに出演している。2019年、実家の屋号である”羽田甚”を引き継ぎ、ネットショップ『羽田甚商店』をオープン。自身の五感を通して「本当にイイ!」と思ったものだけを紹介・販売している。
    羽田甚商店:https://hadajinshop.co.jp/