スズキ・ハッピーモーニング 羽田美智子のいってらっしゃい

2020.07.31

2020年7月27日(月)

布団からマスク、靴下、食べ物まで・・・『干す』について。

 

■今週(7/27~7/31)のテーマ:『干す』

 

7/27(月)  『布団干し』

 

『干す』という言葉を辞書で調べますと、

『水分や湿気を取り除くために日光や風、熱などにあてる』とあります。

 

同じ”干す”でも直射日光に当てる”天日干し”と、

逆に日光に当てない”陰干し”があります。

 

天日干しの場合、日光に含まれる紫外線による殺菌作用が

期待できます。

また布団の場合、天日干しすることで布団にこもった湿気を飛ばして、

ダニを繁殖させにくい環境にする効果があります。

 

さらに布団を干している間、寝床の風通しができます。

フローリングや畳に直接、布団を敷いていると湿気が逃げる場所がなくなり、

場合によってはフローリングや畳にカビが生えることがあります。

それを防ぐためにも風通しが必要です。

 

洗濯物の場合、天日干しをすることで除菌や消臭効果が期待できます。

また素早く乾くことで、生乾きの臭いの原因である

雑菌の繁殖を抑えることができます。

 

但し、綿や麻、シルクといった天然素材は

紫外線のダメージを受けやすいため、

天日干しに向かない素材もあります。

その場合、陰干しします。

 

お日様の匂いのする洗濯物、

お日様の匂いのするお布団、

ホントに気持ちイイですよネ。

 

今、私はベッドを使っていて、お布団を干すということは

なくなりましたが、実家に帰った時、お布団を干しといてくれて、

それで寝る時のあの匂い、とっても大好きです。

 

 

7/28(火)  『陰干し』

 

洗濯物を干す場合、綿や麻、シルクのような天然素材は

天日干しには向かないため、陰干ししますが、

その見分け方として、タグなどについている洗濯表示で確認できます。

 

洗濯表示の正方形のマークは『乾燥の仕方』を表していますが、

”左上に斜線が入ったマーク”が表示されているものは

”陰干しが適しています”という意味です。

”長袖のTシャツ”のマークが表示されている場合、

”右下に斜線が入ったマーク”のものは陰干しが適しています。

 

陰干しの場合、必ずしも外に干す必要はありません。

部屋干しでも直射日光が当たらなければ、陰干しと同じです。

逆に窓際のように室内でも直射日光が当たってしまうと、

それは陰干しではなく、天日干しになってしまいます。

 

屋内でも外でも『直射日光が当たらない日陰で干しているかどうか』が

陰干しの判断基準になります。

 

陰干しのメリットは色柄物の洋服の色あせを抑えたり、

繊維へのダメージを減らせたりすることです。

天日干しは太陽の紫外線で菌の繁殖を防ぐことができますが、

その反面、素材によってはダメージを与えてしまいます。

 

陰干しする時、季節によって日照時間が違いますので、

干す時間帯も変えると良いそうです。

今の時期ですと早朝から10時前後と、

夕方5時頃から夜8時前後が良いそうですよ。

 

”乾燥の仕方”の正方形のマークって、ハッキリ言って見たことがありませんでした。

”手洗いモード”か”クリーニングか”っていう表示しか見てませんでしたネ。

これからは”天日干し”か”陰干し”なのかの表示を見てみようと思います。

 

 

7/29(水)  『マスクと靴下の干し方』

 

マスクの場合、繰り返し洗って使える布マスクは

手洗いが基本です。

そして洗ったあと、陰干しで自然乾燥します。

その際、マスクのゴムの部分を洗濯バサミで留めている方、

いらっしゃるかも知れませんが、これはゴムが伸びてしまう場合があります。

マスク本体を洗濯バサミで留める干し方が良いそうです。

 

マスクは洗濯した時に縮むことがあるので、

干す前に縫い目の方向にピッピッと引っ張ると良いそうです。

さらに横方向にも引っ張り、形を整えることで型崩れを防ぐことができます。

 

靴下の干し方です。

干す時に、つま先の部分を洗濯バサミではさんで干す方、

いらっしゃるかも知れませんが、そうすると履く時のゴムの部分に

水分や微妙に残った洗剤の成分が溜まってしまって、

ゴムが伸びやすくなってしまうそうです。

 

靴下はゴムの部分が伸びてしまうと、寿命が短くなってしまいます。

ですので、ゴムの部分を上にして干すと良いそうです。

その際、靴下の中に風が通るようにゴムの部分の片側だけ

洗濯バサミではさんで、クチが開くようにして干すと乾きが早くなって、

つま先部分もしっかりと乾かせるそうです。

 

また取り込む時、特に急いでいる時、洗濯バサミにはさんだ靴下を

引っ張って外してしまうことってあるかも知れませんが、

ゴムの部分や靴下全体が伸びてしまう原因になります。

気をつけてくださいネ。

 

実はこれ、全部私がやっていた間違いです。

靴下はゴムの部分を上に、マスクはゴムの部分ではなく、

布の部分を洗濯バサミにはさむ・・・お勉強になりました。

 

 

7/30(木)  『干した食材①』

 

古くから野菜や海藻、魚類といった食材を天日干しして、

乾燥させて使う文化があります。

特に水分をカラカラに抜いて、常温でも長期間の保存が

できるようにした食品のことを『乾物』といいます。

乾物の場合、水分がなくなるため、軽くなってかさばらず、

持ち運びが楽になります。

 

さらに生の食材と比べて、旨味が凝縮されるのも魅力です。

食べる時は必要な分だけ戻して、残りは長期保存できるので、

食品ロスを減らすことができるのも利点です。

 

魚の『干物』も天日干しして作りますが、乾物ほどカラカラには

水分を抜いていません。

柔らかさを保ち、美味しく食べられる程度には水分が残っているので

冷蔵庫での保存が必要になります。

 

天日干しすることで、栄養価がアップする食材もたくさんあります。

例えば、生の大根を千切りにして干した『切り干し大根』です。

切り干し大根の場合、生の大根よりもビタミンや鉄分などが豊富で、

食物繊維は約16倍、カルシウムは約23倍も違うそうです。

 

シイタケも天日干しし、『干しシイタケ』にすることで、

食物繊維やビタミンB1が大幅にアップします。

さらにシイタケに含まれる『エルゴスチン』という成分は

紫外線を浴びることでビタミンDに変化します。

ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きをしてくれます。

 

私の実家では梅干を作っていました。

青い梅がどんどんシワシワになっていく姿を見るのは、

子供ゴコロに切なくなりましたが、出来た梅干は

とっても美味しかった記憶があります。

”干す文化”、誰が最初に考えたんでしょうネ。

 

 

7/31(金)  『干した食材②』

 

中国では、天日干しして水分を取り除いた食材”乾物”が

よく使われています。

特に海産物の乾物は、お金に匹敵する価値がある!といわれ、

古くから重宝されています。

 

その中でもアワビ、ナマコ、フカヒレ、魚の浮き袋の乾物は

海の珍味とされています。

他にも干した貝柱やエビ、カキなどがあります。

いずれの食材も干して乾燥させることで、

旨みが凝縮されるといわれています。

 

海産物の場合、乾物にするまでと乾物から戻して調理するまでに、

手間と時間がかかります。

それだけ高級素材、高級料理ということになります。

    

”干したナマコ”と聞いて私が思い出したのが、

石川県能登地方の名産、『干しくちこ』です。

『くちこ』とはナマコの卵巣のことで、『干しくちこ』は

この『くちこ』を三角形に平たくして、浜風で干したものです。

『くちこ』を干す風景は、能登地方の冬の風物詩です。

 

開いた『くちこ』を何枚も連ねて1枚にして作りますが、

『干しくちこ』1枚作るのに10キロ以上のナマコが必要です。

そのため高級珍味とされています。

また『くちこ』を干した姿が三味線のバチに似ていることから、

『ばちこ』とも呼ばれているそうです。

 

お布団、洗濯物、干物・・・

干すものがいっぱいありますが、

私は時々、落ち込んだ時に心を干したくなります。

 

天日干し、陰干し・・・

私たちは太陽の恩恵を受けて生きてるんですネ。

 

 

■今週の感想 

 

今週は『干す』がテーマでしたが、

この7月はお天気が悪くて、豪雨で各地に被害が出ています。

改めて、被災された方たちがどうか救われますように・・・

そして、これ以上被害が拡大しませんように・・・

心よりお祈りしています。

 

今回、靴下の干し方をご紹介しましたが、それを聴いて、

”早速、干していた靴下を干し直しました!”という方が

結構いらっしゃったみたいで・・・私もその1人です(笑)

 

昨日(7/30)の段階で、沖縄や奄美、九州、四国、中国地方が

梅雨明けしていますが、私が住んでいる関東地方はまだです。

早く夏のお日様を浴びながら、洗濯物を干したいですネ。

 

 

【お知らせ① 次週(8/3~)からのテーマ】

 

私が大好きな街の1つ、『京都』についてです。

 

【お知らせ② 番組で使用しているBGM】

 

◆オープニング 

♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ

 

◆エンディング

♪To Be  /  モントルー

 

 

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    羽田美智子

    茨城県出身。1988年デビュー。女優として映画、ドラマ、CMなどで活躍中。94年、映画『RAMPO』でエランドール賞新人賞などを受賞。95年、映画『人でなしの恋』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。『花嫁のれん』(東海テレビ系列)シリーズ、『特捜9』(テレビ朝日)シリーズ、『おかしな刑事』(テレビ朝日)シリーズ、『ひよっこ』(NHK)など、数々の人気ドラマに出演している。2019年、実家の屋号である”羽田甚”を引き継ぎ、ネットショップ『羽田甚商店』をオープン。自身の五感を通して「本当にイイ!」と思ったものだけを紹介・販売している。
    羽田甚商店:https://hadajinshop.co.jp/

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