スズキ・ハッピーモーニング 羽田美智子のいってらっしゃい

2020.05.22

2020年5月18日(月)~

今、私が個人的にとても気になっている『隕石』についてです。

 

■今週(5/18~5/22)のテーマ:『隕石』

5/18(月)  『隕石とは』

 

隕石は簡単にいいますと”宇宙から地球に落ちてきた石”のことです。

宇宙には岩や金属で出来た小さな星がたくさんあります。

そんな小さな星や岩石のかけらが、宇宙の空間を漂っているうちに、

地球の近くにやって来ます。

それが地球の引力に引っ張られて、ものすごい速さで

地球に飛び込んできます。

その際、大気との摩擦によって燃えたものを『流星』といいます。

 

この流星の中でも特に明るいものを『火球』といいます。

火球はとても高温なので、普通でしたら地上に来るまでに

全部燃えつきてしまうのですが、中には大気の中で燃え切らずに

地上に落ちてくるものもあります。これが隕石なんです。

 

実は隕石は年間に何千個も地球に落ちているそうですが、

そのうち見つかるのは10個程度だそうですよ。

 

落ちてきた隕石は研究材料としてとても重要です。

地球や太陽系が誕生したのは約46億年前といわれていますが、

隕石はその時の材料とされています。

そこで隕石を調べることで、地球や太陽系がどのようにして

生まれたかを知る手掛かりになるそうです。

 

実際、1969年にメキシコに落下した『アエンデ隕石』を

調べたところ、45億6700年前のものだと分かったそうです。

 

宇宙創成の謎を紐解くような、壮大なロマンがあるお話ですネ。

大好きな世界です。

 

 

5/19(火)  『隕石はどこからやって来る?』

 

隕石の多くは小惑星からやって来たと考えられています。

小惑星とは”惑星になりきれなかった天体たち”のことで、

火星と木星の間にある『小惑星帯(メインベルト)』を移動しています。

その数は何十万にも及ぶそうです。

 

よくアニメやSF映画などで、

”宇宙船が小惑星をよけながら飛ぶシーン”ってありますよネ。

ところが実際の小惑星帯は、もっとスカスカだそうですよ。

というのも、小惑星同士の距離は平均で数百万キロと

いわれています。

1つの小惑星から隣の小惑星が見えるような距離に近づくことは

滅多にないそうです。

 

そのため小惑星同士の衝突は”10万年に一度”とも

いわれています。

そうした小惑星同士がぶつかることで小さなかけらが出来ますが、

それが隕石となって地球にやって来ることがあります。

 

そして地面に落ちると、ぶつかった跡が大きな丸い窪みになって

残りますが、これを『クレーター』といいます。

その中でも有名なのがアメリカのフェニックスにある

『バリンジャー・クレーター』です。

『メテオクレーター』などとも呼ばれています。

直径1.2キロ、深さ200mほどの大きさで、

約5万年前、直径20mから30mの隕石が

ぶつかったと考えられています。

 

クレーターと聞くと、お月さまのクレーターを私は思い出しますが、

地球にもクレーターありましたネ。

地球も月も、他の惑星たちと共生しているんですネ

 

 

5/20(水)  『隕石の衝突による影響』

 

今から約6600万年前、地球から恐竜が姿を消しました。

恐竜以外も含めると、地球上の生命の3/4が滅んだことになります。

その原因については様々な説がありますが、

最も有力とされているのが『隕石衝突説』です。

 

それを裏付けるものとして挙げられているのが

メキシコのユカタン半島にあります

『チクシュルーブ・クレーター』です。

約6604万年前に地球に隕石が衝突した際に出来たもので、

直径は160キロから200キロにも及びます。

このことから隕石の大きさは直径10キロから15キロと

考えられています。

 

そのため、隕石の衝突によって巻き上げられた土砂やちりが

地球を覆って、地球の気温が大幅に下がったことで、

恐竜たちが絶滅した・・・と考えられていました。

 

その後、アメリカ・テキサス大学の研究チームが、

『チクシュルーブ・クレーター』の岩石を調査しました。

その結果、隕石が衝突した際の熱によって、

数百キロ四方に及ぶ大規模な火災と、

数百メートルもの津波が発生したと見られる・・・と発表しました。

 

それによって、ものすごい量の硫黄が大気中に吹き出して、

それが太陽をさえぎってしまったため、地球が冷えてしまい、

恐竜たちを絶滅させた・・・と考えられるそうです。

 

『氷河期になって恐竜は絶滅した』と教科書で習いましたが、

そもそも原因が隕石だったとは知りませんでした。

 

 

 

5/21(木)  『隕石が最も多く発見される場所・南極大陸』

 

1912年、オーストラリア隊が南極大陸で最初に隕石を発見しましたが、

現在、地球上で発見されている隕石の約7割は

南極で発見されています。

こうして南極で発見された隕石は『南極隕石』と呼ばれています。

 

南極隕石は種類が多いのも特徴で、

世界で初めて発見された月や火星からの隕石も

南極で見つかっています。

 

南極で隕石がたくさん発見される理由ですが、

それは南極の気候と地形が関係しています。

南極の氷の上に落ちた隕石は氷に閉じ込められ、

その後、氷と一緒に海岸に向かって移動していきます。

そして、海岸近くにある山脈にぶつかります。

山脈にせき止められた氷は次第に溶けて、隕石が残されます。

このように南極には、隕石が自然に集まるようになっているんです。

 

日本の観測隊も1969年(昭和44年)に、

昭和基地から南に300キロ離れた『やまと山脈』で

9個の隕石を発見しました。

それ以来、やまと山脈で発見された隕石のことは

『やまと隕石』と呼ばれています。

 

日本の観測隊は1999年には4136個もの大量の隕石を

発見したそうですよ。

 

 

5/22(金)  『日本で確認された隕石』

 

平安時代の861年、現在の福岡県直方市(のおがたし)で

隕石が発見されました。

この隕石は『直方隕石』と名付けられましたが、

世界で最も古い隕石なんだそうです。

 

この直方隕石を含め、日本ではこれまでに

北は北海道から、南は九州・鹿児島まで

52個の隕石が確認されています。

その中で最も新しいのは2018年9月、

愛知県小牧市(こまきし)の民家に落下した隕石で、

『小牧隕石』と名付けられました。

 

この時、隕石のかけらは全部で3つ発見されていて、

一番大きなもので、縦:10.5cm、横:8.5cm、

厚さ:4.5cm、重さ:550gでした。

   

小牧隕石の前に日本で発見された隕石は2003年、

広島県広島市で発見された『広島隕石』です。

 

私のふるさと・茨城でも2個、隕石が確認されています。

1つは大正時代の初めに、現在の坂東市で確認された

『神大実(かみおおみ)隕石』。

もう1つは1996年、つくば市で確認された『つくば隕石』です。

 

日本にも私のふるさとにも隕石が落ちていたんですネ。

 

 

■今週の感想 

 

私は今、『隕石家族』というドラマに出ていまして・・・

そんなこともあって隕石のことが気になっています。

そこでテーマを『隕石』にさせていただきました。

 

『隕石家族』の隕石は今後、どうなるでしょうか?

それにしても地球上では、これだけたくさんの隕石が

見つかっているということは、

ドラマも決して突拍子もないストーリーではない・・・ということですネ。

 

 

【お知らせ① 次週(5/25~)からのテーマ】

 

スイーツの中で、個人的に一番のお気に入り

『バウムクーヘン』について・・・

 

【お知らせ② 番組で使用しているBGM】

 

◆オープニング 

♪BEFORE I LET YOU GO / コルビー・キャレイ

 

◆エンディング

♪To Be / モントルー

 

 

 

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    羽田美智子

    羽田美智子

    茨城県出身。1988年デビュー。女優として映画、ドラマ、CMなどで活躍中。94年、映画『RAMPO』でエランドール賞新人賞などを受賞。95年、映画『人でなしの恋』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。『花嫁のれん』(東海テレビ系列)シリーズ、『特捜9』(テレビ朝日)シリーズ、『おかしな刑事』(テレビ朝日)シリーズ、『ひよっこ』(NHK)など、数々の人気ドラマに出演している。2019年、実家の屋号である”羽田甚”を引き継ぎ、ネットショップ『羽田甚商店』をオープン。自身の五感を通して「本当にイイ!」と思ったものだけを紹介・販売している。
    羽田甚商店:https://hadajinshop.co.jp/

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