”朝、星占いで今日1日の運勢を確認します”という方、
いらっしゃいませんか?
星占いに登場する、『12星座』についてです。
■今週(5/11~5/15)のテーマ:『12星座』
5/11(月) 『星座とは』
そもそも星座は羊飼いたちが名前をつけたのが始まりです。
約5000年前、メソポタミア地方(現在のイラク)で、
カルデア人が羊を飼って暮らしていました。
そして毎晩、夜空の星をながめているうちに、
目についた星と星をつなぎ合わせることで、
星の動きや季節、時刻を知るようになりました。
その後、つなぎ合わせた星のグループを身近な動物や道具、
伝説に出て来る人物などの姿にあてはめて名前をつけたのが、
星座の始まりです。
現在ある星座の数は、88個です。
これは1930年に”世界共通の数”として決められたものです。
それまでは国によって数がバラバラで、中には同じ星座なのに
別々の名前が付いていたこともあったそうです。
そこで”世界で星座の数を統一しましょう!”と
最終的に88個になったそうです。
この88個の星座の中から12個の星座と誕生日を結びつけて、
その人の性格や運勢を占うのが『西洋占星術』です。
この西洋占星術を分かりやすく簡単にしたものが
『星占い』や『星座占い』と考えられています。
西洋占星術では”生まれた時に、天体が位置する星座の性格が、
その人の一生を決める”と考えているそうです。
私の場合は『てんびん座』ですので、生まれた時に天体には
『てんびん座』が位置していた・・・ということになります。
おウチにいてもベランダに出て、夜空をながめれば
壮大に広がる宇宙のロマンを感じることができますよネ。
5/12(火) 『12星座の分け方』
地球は太陽の周りを約1年かけて回っています。
この”太陽の通り道”のことを『黄道(こうどう)』といいます。
この黄道にある 12 の星座のことを
『黄道十二星座』と呼んでいます。
それが『おひつじ座』、『おうし座』、『ふたご座』、『かに座』、『しし座』、
『おとめ座』、『てんびん座』、『さそり座』、『いて座』、『やぎ座』、
『みずがめ座』、『うお座』のことです。
実は『へびつかい座』の一部も黄道にかぶっていますが、
黄道十二星座には含まれないそうです。
西洋占星術や星占いでは、
その人の誕生日と12星座を結びつけて、性格や運勢を占っています。
一般的に『おひつじ座』は3月21日~4月19日
『おうし座』は4月20日~5月20日
『ふたご座』は5月21日~6月21日
『かに座』は6月22日~7月22日
『しし座』は7月23日~8月22日
『おとめ座』は8月23日~9月22日
『てんびん座』は9月23日~10月23日
『さそり座』は10月24日~11月22日
『いて座』は11月23日~12月21日
『やぎ座』は12月22日~1月19日
『みずがめ座』は1月20日~2月18日
『うお座』は2月19日~3月20日生まれの人をいいます。
占いによって日にちが違う場合があります。
私は9月24日生まれですので『てんびん座』です。
ミャンマーに行った時、聞いた話ですが、
ミャンマーの人たちは自分の星座を知らないそうです。
あなたは自分の星座、ご存知ですか?
5/13(水) 『12星座にまつわる不思議』
占星術では、その人が生まれた時に太陽がどの星座の位置にあったか?で
占っています。
私は『てんびん座』ですが、これは私が生まれた時、
太陽が『てんびん座』の位置にあったことを意味しています。
ところが現在、実際にこの期間に太陽と一緒に回っているのは
『おとめ座』なんです。
つまり”1つ前の星座”ということになります。
どうして1つズレてしまっているのか?といいますと、
太陽の通り道である黄道をより分かりやすくするために、
角度を30度ずつ12等分しました。
そこに12の星座の名前を付けました。
この時、”基準となった点”のことを『春分点』といいます。
こうして12等分された星座のことを
『黄道十二宮(こうどうじゅうにきゅう)』といいます。
この黄道十二宮を設定した当時、
春分点はちゃんと『てんびん座』の位置にあったそうです。
それが長年にわたる地球の運動によって、
位置が星座ひとつ分、ズレてしまったそうなんですネ。
12星座を紹介する時、『おひつじ座』から始まることが多いですよネ。
これは当時、春分点があった『おひつじ座』を基準に
12等分したためではと考えられています。
ふと、いろんな方の誕生日を思い出しながら、
”あ~あの人は何座だったかな”と考えました。
5/14(木) 『12星座がそれぞれ表しているもの』
12星座はいずれもギリシャ神話と結びついています。
それぞれ簡単にご紹介しますと、
『おひつじ座』は、全能の神・ゼウスから預けられた黄金の毛の羊です。
『おうし座』は、ゼウスが姿を変えた白いオスの牛です。
『ふたご座』は、双子の兄・カストルと弟・ポルックスのことです。
『かに座』は、英雄・ヘラクレスが9つの頭を持つ海蛇・ヒュドラと戦った時、
ヒュドラを助けようとして、ヘラクレスに踏みつぶされた大きなカニです。
『しし座』は、ヘラクレスが退治した凶暴な獅子(ライオン)です。
『おとめ座』は、農業の女神・デメテルのことです。
『てんびん座』は、正義の女神・アストライアが、
善人と悪人を区別する際に使った天びんです。
『さそり座』は、狩人・オリオンを神の命令で殺したサソリです。
『いて座』は、弓の名手・ケイロンのことです。
『やぎ座』は、羊飼いの神・パーンが怪物から逃げようと
変身した時の上半身がヤギ、下半身が魚という姿に
由来しています。
『みずがめ座』は、美少年・ガニュメデスが持っていた水がめです。
『うお座』は、美の女神・アフロディアと息子・エロスが
魚に変身して逃げる時、リボンで体を結び合った姿です。
ローマ神話ではアフロディアはヴィーナス、
エロスはキューピッドです。
12星座はギリシャ神話から来たんですネ。
何となくそれぞれの性格が分かるような気がしますネ。
5/15(金) 『12星座の分け方』
12の星座は4つの元素『エレメント』に分けられます。
その4つとは『火』、『地』、『風』、『水』です。
古くからこの世界はこの4つのエレメントの組み合わせで
出来ていると考えられています。
『火』のエレメントは『おひつじ座』、『しし座』、『いて座』。
『地』のエレメントは『おうし座』、『おとめ座』、『やぎ座』。
『風』のエレメントは『ふたご座』、『てんびん座』、『みずがめ座』。
『水』のエレメントは『かに座』、『さそり座』、『うお座』です。
西洋占星術では基本的に同じエレメントは
とても相性が良いとされています。
私は『てんびん座』ですので『風』のエレメントです。
同じエレメントの『ふたご座』、『みずがめ座』とは
とても相性が良いということになりますネ。
他にも『火』と『風』、『地』と『水』のエレメント同士も
相性が良いとされています。
これはあくまでもエレメントでの相性ですので、
ご参考までにお願いしますネ。
12の星座は季節によっても分けることができます。
『春の星座』は『かに座』、『しし座』、『おとめ座』。
『夏の星座』は『てんびん座』、『さそり座』、『いて座』。
『秋の星座』は『やぎ座』、『みずがめ座』、『うお座』、『おひつじ座』。
『冬の星座』は『おうし座』、『ふたご座』です。
この季節、夜空をながめながらギリシャ神話に思いをはせる・・・
そんな過ごし方もステキではありませんか?
■今週の感想
12星座、それぞれの名前や自分の星座は知っていても、
それが何を表しているのかですとか、
知らないことがいっぱいでした。
私は『てんびん座』ですから『風』のエレメントで
同じエレメントの『ふたご座』、『みずがめ座』や
『火』のエレメントの『おひつじ座』、『しし座』、『いて座』と
相性がイイということで、知っている人で誰がいるかなぁ~と
思わず考えてしまいました。
きっと同じように自分の星座と相性がイイ人は誰か、
調べられた方もいるんじゃないでしょうか。
今日の『てんびん座』の運勢は何かなぁ~?
あとで調べたいと思います。
【お知らせ① 次週(5/18~)からのテーマ】
個人的に今、とても気になってます。『隕石』について・・・
【お知らせ② 番組で使用しているBGM】
◆オープニング
♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ
◆エンディング
♪To Be / モントルー
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